技術の進化が加速する中、エンジニアにとって質の高い情報源の確保は、スキルアップとキャリア形成の生命線です。
本記事では、現役エンジニアが実際に活用している企業・個人のエンジニアブログ30選を、技術領域別・経験年数別に分類してご紹介します。効率的な情報収集で、市場価値を最大化しましょう。
- 現役エンジニアが実際に活用している企業・個人のおすすめエンジニアブログ30選について
- 技術領域別(インフラ/フロントエンド/AI等)・経験年数別の最適なブログの選び方について
- 情報収集を技術力向上とキャリアアップに繋げる実践的な活用法について
1. エンジニアブログが重要な理由:IT人材市場と情報収集の価値

IT人材の構造的な不足が続く中、エンジニアにとって継続的な情報収集は市場価値を高める重要な戦略となっています。
ここでは、労働市場データと情報収集習慣の統計から、エンジニアブログの重要性を解説します。
世界2,994万人、日本144万人:ITエンジニア人口の最新動向と人材不足
総務省の「令和5年通信利用動向調査」によると、日本企業におけるDX推進の最大の課題は「人材不足」であり、特にIT人材の確保が深刻な問題となっています。
経済産業省の試算では、2030年には最大で約79万人のIT人材が不足すると予測されており、この構造的な人材不足が、エンジニア個人の市場価値を押し上げる要因となっています。
民間調査機関の分析によると、世界のITエンジニア人口は約3,000万人規模に達し、日本は約144万人で世界4位に位置していますが、就業者全体に占める割合は諸外国と比較して低い水準にあります。
この希少性こそが、エンジニアの市場価値を高め、継続的な情報収集と技術力向上の重要性を増幅させています。
(出典:経済産業省「IT人材需給に関する調査」) (出典:総務省「令和5年通信利用動向調査」)
有効求人倍率1.6倍超:売り手市場で求められる差別化戦略
厚生労働省の「一般職業紹介状況」によると、情報処理・通信技術者の有効求人倍率は1.6倍を超える状態が続いています。
これは1人の求職者に対して1.6件以上の求人が存在する完全な売り手市場を意味しており、エンジニアには豊富な選択肢があります。
しかし、より良い条件での転職やキャリアアップを実現するには「差別化」が不可欠です。民間人材サービス企業の調査では、年収が高い層ほど業界動向やビジネストレンドへの感度が高いという明確な相関関係が示されています。
技術ブログを通じた効率的かつ戦略的な情報収集は、単なる学習ではなく、エンジニアとしての差別化要因そのものと言えます。
(出典:厚生労働省「一般職業紹介状況」)
エンジニアの88%が実践:日常的な技術情報収集の習慣
民間調査によると、エンジニア、クリエイター、ゲーム人材の88%が日常的にWebメディアを活用して情報収集を行っています。
この習慣は年齢層が上がるほど定着しており、40代以上では93%以上が活用しているとのデータがあります。また、約60%が週に1回以上技術トレンドをキャッチアップしており、その主な目的は「業界・ビジネストレンドの把握」です。
主要な情報源としては、日経xTECH、Zenn、ITmediaが上位を占め、42.5%のエンジニアが企業または個人の技術ブログを購読しています。
経済産業省の「IT人材白書」でも、継続的な学習と情報収集がIT人材の競争力維持に不可欠であることが指摘されています。
この習慣は、高所得・高スキルエンジニア層の共通行動パターンであり、継続的な情報収集こそが市場価値を維持・向上させる戦略的投資であることを示しています。
(出典:経済産業省「IT人材白書」)
2. おすすめエンジニアブログを見極める5つの選定基準
Blog Selection
質の高い技術ブログ 5つの基準限られた時間で最大の学習効果を得るには、質の高いエンジニアブログを見極める力が必要です。
ここでは、GoogleのE-E-A-T評価基準や実務的価値の観点から、ブログの質を判断する5つの基準を解説します。
更新頻度と情報の鮮度:トレンド技術への追従力
技術トレンドの変化速度が加速する中、定期的に更新されるブログは実務での活用価値が高まります。
例えば、クラスメソッドのDevelopersIOは1日3〜10本という驚異的な更新頻度を誇り、AWS新サービスの最速レビューを提供しています。
最終更新日が明示されている情報は信頼性が高く、生成AI、セキュリティ、クラウドネイティブといった最新のトレンド技術を扱っているかが重要な判断基準となります。
更新が止まっているブログは、技術的に陳腐化している可能性があるため注意が必要です。
記事の専門性と深度:実務で使えるレベルの技術解説
表面的な紹介記事ではなく、実装の詳細やトラブルシューティングまで踏み込んだ記事こそが真の価値を持ちます。
技術ブログの統計分析によると、質の高い技術記事の平均文字数は約6,000〜7,000文字、中には2万文字を超える深い解説記事も存在します。
コードサンプル、ベンチマーク結果、実装時の注意点、エッジケースの処理方法など、実務で直面する具体的な課題への解決策が示されているかが重要です。
「やってみた」だけでなく「なぜそうしたのか」という意思決定プロセスまで記述されているブログは、学習価値が格段に高くなります。
実失敗と克服プロセスの開示:成功事例だけでない価値
技術的負債への対応、失敗から学んだ教訓、リファクタリングの苦労など、泥臭いプロセスを公開するブログには高い学習価値があります。
成功事例だけを並べた記事よりも、「なぜその技術選定をしたのか」「何がうまくいかなかったか」「どのようにピボットしたか」といった意思決定プロセスの透明性が重要です。
実際の開発現場で直面する課題とその解決策が示されているブログは、読者が同じ轍を踏まないための貴重な道標となります。
データとベンチマークの提示:感想ではなく数値による裏付け
具体的なベンチマークスコア、ABテスト結果、コスト削減率、パフォーマンス改善数値など、定量的データに基づいた記事は信頼性が高く評価されます。
「速くなった気がする」というような感想レベルではなく、「レスポンスタイムが200msから50msに改善」といった再現可能な検証結果を示すブログは、Googleの評価基準における「経験(Experience)」を満たしています。
データドリブンな記事は、読者が自身の環境で同様の効果を得られるかを判断する材料となります。
コミュニティへの貢献度:OSSへの還元と知見の共有姿勢
オープンソースソフトウェア(OSS)への貢献、他者が再利用可能なライブラリ・ツールとして整理された知見、GitHubでのコード公開など、技術コミュニティ全体への還元姿勢を持つブログは長期的価値が高いと言えます。
単に自社の技術力をアピールするだけでなく、エンジニアリングコミュニティの発展に寄与する姿勢は、そのブログ運営者の技術的成熟度を示す指標でもあります。
■日本でエンジニアとしてキャリアアップしたい方へ
海外エンジニア転職支援サービス『 Bloomtech Career 』にご相談ください。「英語OK」「ビザサポートあり」「高年収企業」など、外国人エンジニア向けの求人を多数掲載。専任のキャリアアドバイザーが、あなたのスキル・希望に合った最適な日本企業をご紹介します。
▼簡単・無料!30秒で登録完了!まずはお気軽にご連絡ください!
Bloomtech Careerに無料相談してみる
3. 【企業別】おすすめエンジニアブログ25選:技術領域と特徴で選ぶ
現役エンジニアが実際に活用している企業ブログ25選を、技術領域ごとに分類して紹介します。
各ブログの得意分野、更新頻度、特徴的な記事テーマを詳しく解説し、どのようなエンジニアに適しているかを明確にします。
総合IT・メガベンチャー系おすすめエンジニアブログ(8選)
大規模なユーザー基盤を支えるインフラ、マイクロサービスアーキテクチャ、AI活用など、技術の最前線を網羅している企業ブログです。
複数の技術領域にまたがる知見が得られるため、幅広い視野を持ちたいエンジニアに最適です。
メルカリエンジニアリング:AI・機械学習の最先端実装

メルカリエンジニアリングは、人工知能(AI)やバックエンド技術に特化した記事を豊富に提供しています。
実際のプロダクト開発における機械学習の実装事例、レコメンデーションシステムの改善プロセス、大規模ECサービスのインフラ設計など、実務に直結する深い知見が特徴です。
初心者向けの丁寧な解説から、上級者も唸る高度な技術検証まで、幅広いレベルのエンジニアを満足させる質と量を兼ね備えています。
AI・機械学習に関心があるエンジニア、大規模サービスのアーキテクチャ設計を学びたいミドル層以上に特に推奨されます。
URL:https://engineering.mercari.com/
LINEヤフー Tech Blog:大規模インフラとセキュリティ技術

旧LINEと旧Yahoo! JAPANの技術的知見が統合され、月間数億ユーザーを支える技術基盤の詳細が公開されています。
JavaScript、検索エンジン、ECサイト構築、セキュリティ、暗号化技術など、非常に幅広いドメインをカバーしているのが特徴です。
特にメッセージングアプリとポータルサイトという異なる性質のサービスを運用する中で培われたインフラ技術、セキュリティ対策、大規模トラフィック処理の知見は、他では得られない貴重な情報源となっています。
インフラエンジニア、セキュリティエンジニア、検索エンジンに関心のある方に最適です。
URL:https://techblog.lycorp.co.jp/
サイボウズ:エンジニアリング組織論とチーム開発

サイボウズのエンジニアリングブログは、技術的な内容に加えて、開発組織の在り方や生産性向上に対する深い考察が特徴的です。
チーム開発を重視するエンジニアから高く支持されており、リモートワーク、多様な働き方への取り組み、技術的意思決定プロセスの透明性など、組織論とエンジニアリングの交差点に関する記事が豊富です。
技術だけでなくチームビルディング、マネジメントに関心があるエンジニア、将来的にテックリードやEM(エンジニアリングマネージャー)を目指す方に強く推奨されます。
クックパッド:Ruby/Railsコミュニティのリーダー

クックパッドは、Ruby/Railsコミュニティにおける世界的リーダーとして、技術論のみならずサービス開発の「一から十まで」を公開する姿勢が多くのエンジニアから支持されています。
レシピサービスならではの大規模データ活用、検索アルゴリズムの最適化、ユーザー行動分析など、具体的なビジネス課題と技術的解決策が結びついた記事が特徴です。
Ruby/Railsエンジニアはもちろん、サービス開発の全体像を理解したいエンジニアにとって、多くのエンジニアにとっての教科書的存在となっています。
URL:https://techlife.cookpad.com/
リクルート:多様な事業ドメインの技術課題

リクルートは、求人、不動産、飲食、美容など多岐にわたる事業ドメインを展開しており、各領域特有の技術課題とその解決策が詳細に記述されています。
マイクロサービスアーキテクチャの実践例、複数サービス間でのデータ連携基盤の構築、大規模データ分析基盤の設計など、事業の多様性から生まれる技術的チャレンジが豊富に紹介されています。
複数のドメインを横断する技術基盤に関心があるエンジニア、マイクロサービス化を検討している組織のメンバーに有益です。
URL:https://techblog.recruit.co.jp/
DeNA:ゲーム開発とモバイル技術

DeNAのエンジニアブログは、ゲーム開発とモバイルアプリケーション技術に強みを持っています。
大規模トラフィックへの対応、Unity・Unreal Engineなどのゲームエンジン活用、リアルタイム通信技術、ゲーム特有のデータ分析手法など、ゲーム業界ならではの技術的知見が詰まっています。
ゲーム開発エンジニア、モバイルアプリ開発者、リアルタイム処理技術に関心がある方に推奨されます。
URL:https://engineering.dena.com/blog/
楽天:EC・Fintech領域の大規模システム

楽天のテックブログでは、ECプラットフォームと金融サービスの技術基盤について詳細に解説されています。
マイクロサービス化の取り組み、決済システムのセキュリティ、大規模在庫管理システム、グローバル展開における技術課題など、ECとFintechの両面から学べる貴重な情報源です。
EC事業に携わるエンジニア、金融システムのセキュリティに関心がある方、グローバルサービスの開発経験を積みたい方に適しています。
URL:https://tech.rakuten.co.jp/
Gunosy:ニュース配信とデータ分析基盤

Gunosyのテックブログでは、ニュースアプリを支える大規模データ分析基盤、機械学習を活用したレコメンデーション技術、広告配信システムの最適化について詳細に解説されています。
ユーザーの行動データ分析、パーソナライゼーションアルゴリズムの改善、リアルタイムデータパイプラインの構築など、データドリブンな開発における実践的な知見が豊富です。
データ分析、機械学習、広告配信技術に関心があるエンジニアにとって、学習価値の高いリソースです。
インフラ・クラウド特化系おすすめエンジニアブログ(5選)
特定のクラウドプラットフォームや技術スタックにおいて、他を寄せ付けない専門性を誇るブログ群です。
実務でのトラブルシューティングに直結する情報が豊富で、インフラエンジニアには必読のリソースとなっています。
クラスメソッド(DevelopersIO):AWS実践知識の宝庫
:AWS実践知識の宝庫.webp)
クラスメソッドのDevelopersIOは、AWS(Amazon Web Services)に関する記事数において圧倒的な存在感を持ちます。
更新頻度は1日3〜10本と驚異的で、AWS新サービスがリリースされると数時間以内に検証記事が公開されることも珍しくありません。
サービス別の詳細解説、コスト最適化のベストプラクティス、セキュリティ設定、トラブルシューティング事例など、実務でAWSを扱うエンジニアにとって事実上の標準ドキュメントとなっています。
AWSを業務で使用するエンジニア、AWS認定資格の取得を目指す方に必須のリソースです。
URL:https://dev.classmethod.jp/
サイバーエージェント:インフラ自動化とSRE

サイバーエージェントは、ゲーム、広告、動画配信など多岐にわたる事業を支えるインフラ技術を公開しています。
特にGo言語を活用したインフラ構築、SRE(Site Reliability Engineering)の実践、Kubernetes・Dockerなどコンテナ技術の活用事例が豊富です。
インフラの自動化、監視システムの構築、大規模トラフィックへの対応など、実践的な知見が詰まっています。SREエンジニア、Kubernetes運用者、Go言語でのインフラツール開発に関心がある方に推奨されます。
URL:https://developers.cyberagent.co.jp/
はてな:長年の運用ノウハウとPerl技術

はてなのエンジニアブログは、SRE(Site Reliability Engineering)、Perl、インフラ運用の深い知見で知られています。
長年の運用経験に基づいた枯れた技術と新技術の組み合わせ方、技術的負債との向き合い方、はてなブックマークなど大規模Webサービスの裏側など、実務的な運用知識が豊富です。
Perlエンジニア、長期的なシステム運用に携わるSREエンジニア、技術選定の意思決定に関わる方に有益な情報源です。
URL:https://developer.hatenastaff.com/
さくらインターネット:データセンター運用の深い知見

さくらインターネットのブログは、データセンター運営の実際、物理サーバー・ネットワークインフラの知見、クラウドとオンプレミスのハイブリッド構成など、インフラの物理層まで含めた深い情報を提供しています。
クラウドが主流の時代において、その基盤となるデータセンターの実態を知ることは、システム全体の理解を深める上で重要です。
インフラエンジニア、データセンター運用に関心がある方、ハイブリッドクラウド構成を検討している組織のメンバーに適しています。
URL:https://knowledge.sakura.ad.jp/
GMOペパボ:Webホスティングの技術基盤

GMOペパボは、レンタルサーバー・Webホスティングの技術、Ruby/Rails、Kubernetesの活用事例を公開しています。
小規模チームでの効率的な開発・運用、カラーミーショップなどのサービス開発事例、ホスティング事業ならではのセキュリティ対策など、実践的な知見が特徴です。
Ruby/Railsエンジニア、小規模チームでの効率的な開発手法に関心がある方、Webホスティング技術を学びたい方に推奨されます。
プロダクト開発・スタートアップ系おすすめエンジニアブログ(7選)
具体的なプロダクト開発の現場で直面する課題と、その解決プロセスを赤裸々に公開しているブログです。
実際の意思決定プロセスを学びたいエンジニア、スタートアップでの開発経験を積みたい方に最適です。
Classi:教育×テックのUI/UX実践

Classiのテックブログでは、教育プラットフォームのUI/UX設計、学習者体験の最適化、フロントエンド技術の実践について解説されています。
教育現場で求められる使いやすさの追求、多様なユーザー(教師・生徒・保護者)への対応、アクセシビリティ重視の設計など、特殊なドメインにおけるプロダクト開発の知見が学べます。
SmartHR:SaaS開発の実践知

SmartHRは、人事労務SaaSの開発・運用知見を惜しみなく公開しています。
マルチテナントアーキテクチャの設計、セキュリティとコンプライアンスの両立、プロダクトグロースの技術的側面、法改正への迅速な対応など、SaaS特有の技術課題と解決策が詳細に記述されています。
SaaS開発エンジニア、マルチテナント設計に関心がある方、急成長するプロダクトの技術基盤に興味がある方に有益です。
freee:会計ドメインのシステム設計

freeeのテックブログでは、会計・税務という複雑なドメイン知識とシステム設計の融合について学べます。
法改正への対応プロセス、金融データの取り扱いとセキュリティ、複雑なビジネスロジックのモデリング、スタートアップからの成長過程における技術的課題など、特定ドメインの深い知識が必要なシステム開発の実例が豊富です。
ドメイン駆動設計に関心がある方、金融・会計システムの開発経験を積みたい方に推奨されます。
URL:https://developers.freee.co.jp/
STORES:決済システムとマイクロサービス

STORESは、決済システムの信頼性確保、ECプラットフォームの技術基盤、マイクロサービス化への移行プロセス、小売DXの技術的側面について詳細な記事を公開しています。
決済という高い信頼性が求められる領域の技術、モノリスからマイクロサービスへの段階的移行、実店舗とオンラインの統合など、実践的な知見が特徴です。
決済システムに関心がある方、マイクロサービス移行を検討している組織のメンバーに有益です。
asken(あすけん):モバイルアプリ開発の実例
:モバイルアプリ開発の実例.webp)
askenのテックブログは、モバイルアプリ開発(Android/iOS)に特化した知見を提供しています。
少人数チームでのリリーストレインの回し方、CI/CDパイプラインの構築、アプリのパフォーマンス最適化、健康管理アプリならではのデータ活用など、プロダクト志向のエンジニアに有益な情報が豊富です。
モバイルアプリ開発者、小規模チームでの効率的な開発手法に関心がある方に推奨されます。
ぐるなび:レガシーシステム改善とSRE導入

ぐるなびのエンジニアブログは、レガシーシステムの改善プロセス、SREの導入事例、AWSの活用事例など、既存サービスの品質向上に努めるエンジニアの日常が描かれています。
技術的負債との向き合い方、段階的なモダナイゼーション、組織文化の変革など、多くの企業が直面する課題への実践的なアプローチが学べます。
レガシーシステムの改善に携わる方、SRE文化の導入を検討している組織のメンバーに有益です。
URL:https://developers.gnavi.co.jp/
マネーフォワード:Fintech特有のセキュリティ

マネーフォワードは、金融サービスならではの高度なセキュリティ要件、マイクロサービスアーキテクチャ、データ分析基盤の構築、複数プロダクトの技術基盤統合について詳細に解説しています。
金融データを扱う上でのコンプライアンス対応、セキュリティ監査への準備、複数サービス間のデータ連携など、Fintechならではの技術的課題と解決策が特徴です。
Fintechエンジニア、高度なセキュリティ要件への対応に関心がある方に推奨されます。
URL:https://moneyforward-dev.jp/
技術特化・専門領域系おすすめエンジニアブログ(5選)
特定の技術領域や業界ドメインに深く特化したブログです。ニッチだが高度な専門知識を求めるエンジニアに価値が高く、他では得られない独自の知見が詰まっています。
ドワンゴ:動画配信技術とニコニコ動画の裏側

ドワンゴのテックブログでは、動画配信技術の詳細、リアルタイムコメントシステムの実装、大規模配信インフラの構築、独自の技術チャレンジについて学べます。
ニコニコ動画という特殊なプラットフォームを支える技術、動画エンコーディング・トランスコーディング、CDNの最適化など、動画配信に関する深い知見が特徴です。
動画配信技術に関心がある方、リアルタイム通信技術を学びたい方に推奨されます。
pixiv:イラストコミュニティのインフラ

pixivは、画像処理・コンテンツ配信の技術、クリエイターコミュニティのプラットフォーム設計、機械学習を活用したレコメンデーション、大容量画像データの取り扱いについて詳細な記事を公開しています。
イラストという特殊なコンテンツを扱うための技術、クリエイターの創作活動を支える基盤、画像検索・類似画像検索の実装など、コンテンツプラットフォームならではの知見が豊富です。
画像処理技術、コンテンツ配信、機械学習を活用したレコメンデーションに関心がある方に有益です。
URL:https://inside.pixiv.blog/
ZOZO:ECサイトの大規模トラフィック対策

ZOZOのテックブログは、ファッションECの大規模トラフィック対策、セールイベント時の負荷分散、在庫管理システムの高度化、パーソナライゼーション技術について解説しています。
ZOZOTOWN特有の大規模トラフィック(特にセール時)への対応、リアルタイム在庫連携、ファッションという特殊なドメインにおけるレコメンデーションなど、EC事業の技術的課題が詳細に記述されています。
EC開発エンジニア、大規模トラフィック対策に関心がある方に推奨されます。
URL:https://techblog.zozo.com/
ChatWork:リアルタイム通信の技術

ChatWorkのエンジニアブログでは、ビジネスチャットのリアルタイム通信技術、メッセージング基盤の設計、高可用性の確保、モバイルアプリとの同期について学べます。
ビジネス用途で求められる高い信頼性、リアルタイム性とデータ整合性の両立、プッシュ通知の最適化など、チャットアプリならではの技術的チャレンジが特徴です。
リアルタイム通信技術、メッセージングシステムに関心がある方に有益です。
URL:https://creators-note.chatwork.com/
Sansan:名刺データのOCR・AI活用

Sansanのテックブログは、OCR(光学文字認識)技術、機械学習を活用したデータ抽出精度向上、名刺管理という特殊なドメイン知識、BtoB SaaSの技術基盤について詳細に解説しています。
名刺という非構造化データからの情報抽出、機械学習モデルの継続的改善、企業向けサービスならではのセキュリティ・コンプライアンス対応など、独自の技術領域が学べます。
OCR・画像認識技術、機械学習の実務応用に関心がある方に推奨されます。
URL:https://buildersbox.corp-sansan.com/
4. 【個人運営】おすすめエンジニアブログ5選:独自視点と専門性の高い情報源

企業の制約を受けない自由な発信と、個人の情熱が反映された独自の視点が魅力の個人ブログ。ニッチな技術への深掘りや実験的な試みなど、企業ブログでは扱わない貴重な知見を得られます。
Ryuzee.com(吉羽龍太郎氏):アジャイル開発とエンジニアリングマネジメント
アジャイル開発やエンジニアリング組織論に関する知見を提供するブログです。
スクラム、アジャイル開発、エンジニアリング組織論に関する深い洞察が特徴で、チームビルディング、組織変革、技術的意思決定プロセスなど、現場で培われた実践知が豊富に綴られています。
技術的な実装だけでなく、エンジニアチームをどう成長させるか、開発プロセスをどう改善するかといった、テックリードやマネージャー志向のエンジニアに必須の知見が豊富です。
将来的にEM(エンジニアリングマネージャー)やアジャイルコーチを目指す方に推奨されます。
URL:https://www.ryuzee.com/contents/blog/
give IT a try(伊藤淳一氏):実践的な設計とテストの探求
BtoB SaaSの開発で著名なエンジニア、伊藤淳一氏によるブログです。特にRuby on Railsや自動テスト、オブジェクト指向設計に関する記事の質が極めて高く、数年にわたり高い更新頻度を保っています。
単なるコードの書き方にとどまらず、ドメイン駆動設計(DDD)やリファクタリングの現場での適用など、実践に基づいた深い知見が丁寧に言語化されています。
クリーンなコードを書きたい方、自動テストや設計の「正解がない問い」に対して、一歩踏み込んだ議論を求めているエンジニアに向いています。
blog.jxck.io(Jxck氏):Web標準とプロトコルの最前線
Web技術の「仕様」と「本質」に特化した、日本を代表する個人テックブログの一つです。
HTTP/3、Privacy Sandbox、WebOTENTICATIONなど、Webブラウザやプロトコルの最新動向について、仕様書を読み解いた深い考察が展開されます。
単なる情報のまとめではなく、その技術が生まれた背景や哲学を重視しており、10年以上にわたって極めて高い専門性と更新頻度を維持しています。
ブラウザの挙動を根本から理解したい方、Webの未来を形作る標準化技術を深く追いかけたいエンジニアに最適です。
uhyo.hatenablog.com(うひょ氏):TypeScriptと型システムの探求
TypeScriptの言語仕様や型システム、フロントエンドフレームワークの内部構造に関する国内トップクラスの専門性を持つブログです。
JavaScript/TypeScript界隈の新機能や、React Server Componentsなどのモダンなフロントエンド動向に対し、論理的かつ厳密な分析を非常に高い頻度で投稿しています。
コードの安全性や言語設計の美学に踏み込んだ内容は、中上級エンジニアの思考を刺激します。
TypeScriptを極めたい方、モダンなフロントエンド開発における「正解の根拠」を論理的に理解したいエンジニアに強くおすすめします。
URL:https://uhyo.hatenablog.com/
Lean Baseball(中川伸一氏):エンジニアリングマネジメントと技術の交差点
外資系企業のエンジニアリングマネージャーを務める中川氏による、技術・組織・キャリアを横断的に捉えたブログです。
単なるコードの話にとどまらず、LLM(大規模言語モデル)の現場導入、プラットフォームエンジニアリング、生産性の測定など、現代のエンジニアリング組織が直面する課題を鋭い視点で言語化しています。
週単位で更新される記事は、常に現場の生きた課題感に基づいています。
技術をビジネス価値に変換したい方、シニアエンジニアとして一歩上の視点(マネジメントや組織設計)を持ちたい方にふさわしい内容です。
技術顧問・CTOによる発信:経営視点の技術戦略
スタートアップのCTO、技術顧問による個人ブログでは、技術選定の意思決定プロセス、組織スケールに応じた技術戦略、ビジネスと技術の橋渡しの視点など、経営層と技術者の両方の視点を持つ独自の知見が得られます。
「この規模の組織ではどの技術スタックが最適か」「技術的負債とビジネススピードのバランスをどう取るか」といった、実務での意思決定に直結する内容が特徴です。
将来的にCTO、VPoE(VP of Engineering)を目指すエンジニア、スタートアップでの技術戦略に関心がある方に有益です。
■日本でエンジニアとしてキャリアアップしたい方へ
海外エンジニア転職支援サービス『 Bloomtech Career 』にご相談ください。「英語OK」「ビザサポートあり」「高年収企業」など、外国人エンジニア向けの求人を多数掲載。専任のキャリアアドバイザーが、あなたのスキル・希望に合った最適な日本企業をご紹介します。
▼簡単・無料!30秒で登録完了!まずはお気軽にご連絡ください!
Bloomtech Careerに無料相談してみる
5. 経験年数別・技術領域別おすすめエンジニアブログマップ:最適な情報源を見つける
Eng Blog Compass
キャリアと領域の最適マップBy Career Stage
By Technical Domain
エンジニアの成長段階や専門領域によって、最適な情報源は異なります。自分のキャリアステージと技術領域に合ったブログを効率的に選ぶためのマップを提示します。
実務1-3年目向け:実装力を高める実践的な技術解説
実務経験1-3年目のエンジニア
基礎から一歩踏み込んだ実装の詳細を学べ、コードサンプルが豊富で実際に手を動かしながら学べるブログが最適です。
この段階では、実装パターンの習得、ベストプラクティスの理解、「なぜそのような設計にするのか」という思考プロセスの習得が重要になります。
クックパッド開発者ブログではRuby/Railsの実装パターンが体系的に学べ、コードレビューの観点や設計思想が明確に示されています。
Wantedly Engineer Blogはフロントエンド技術(React、Vue.js)の実践的な実装例が豊富で、UI/UX改善のプロセスも学べます。
askenテックブログではモバイルアプリ開発(Android/iOS)の基礎から応用まで、実装の詳細とハマりどころが丁寧に解説されています。クラスメソッド(DevelopersIO)はAWS各サービスの基本的な使い方から実践的な構成まで、段階的に学べる記事が豊富です。
この層のエンジニアは、記事を読むだけでなく実際にコードを書いて試し、GitHub等で公開することで学習効果が高まります。
ミドル層(4-7年)向け:アーキテクチャ設計と最適化の深い知見
実務経験4-7年のミドル層エンジニア
システム全体の設計、パフォーマンス最適化、スケーラビリティ、トレードオフの判断、技術選定の意思決定プロセスを学べるブログが適しています。
この段階では、単なる実装力だけでなく、アーキテクチャ思考、技術的負債との向き合い方、ビジネス要件と技術制約のバランス感覚が求められます。
メルカリエンジニアリングでは大規模システム設計、マイクロサービス化の実践、AI/機械学習の実装など、高度な技術課題への取り組みが学べます。LINEヤフー Tech Blogは月間数億ユーザーを支えるインフラ設計、セキュリティアーキテクチャ、大規模データ処理の知見が豊富です。
クラスメソッド(DevelopersIO)ではAWSの高度な最適化、コスト削減戦略、複雑な構成のベストプラクティスが詳細に解説されています。
サイバーエージェントではSREの実践、Kubernetesを活用した大規模インフラ、Go言語によるツール開発など、インフラの深い知見が得られます。
SmartHRではSaaSアーキテクチャ、マルチテナント設計、プロダクトスケール時の技術的課題と解決策が学べます。
このレベルのエンジニアは、技術選定の背景や意思決定プロセスに注目し、自身のプロジェクトへの応用可能性を常に考えながら読むことが重要です。
シニア/マネジメント層向け:組織づくりと技術戦略
実務経験8年以上のシニアエンジニアやマネジメント層
エンジニアリング組織論、採用戦略、チームビルディング、技術的意思決定とビジネスインパクトの関連、組織スケールに応じた技術戦略を学べるブログが有益です。
この段階では、個人の技術力だけでなく、チーム全体の生産性向上、技術戦略とビジネス戦略の整合性、組織文化の醸成が重要なテーマとなります。
サイボウズエンジニアリングブログでは開発組織の在り方、多様性を活かしたチーム作り、リモートワークとオフィスワークのハイブリッド運用など、組織論の実践が学べます。
Lean Baseball(中川伸一氏)はエンジニアリングマネジメントの実践、1on1の効果的な運用、技術的意思決定プロセスの設計など、マネジメント層に必須の知見が豊富です。CTO・技術顧問の個人ブログではスタートアップのスケーリング、技術選定とビジネス戦略の整合、採用戦略、技術的負債のマネジメントなど、経営視点の技術戦略が学べます。
リクルートでは複数事業ドメインをまたぐ技術基盤の統合、組織横断のプラットフォーム構築、大規模組織での技術標準化など、企業規模拡大時の課題と解決策が参考になります。
このレベルのエンジニアは、技術的な詳細だけでなく、組織的・戦略的な文脈での意思決定プロセスに注目し、自組織への適用可能性を検討しながら読むことが重要です。
技術領域別マップ:フロントエンド/バックエンド/インフラ/AI/データ
技術領域ごとに最適なブログを整理し、専門性を深めるための情報源を提示します。
フロントエンド領域
Wantedly Engineer BlogがReact、Vue.js等のモダンフロントエンド技術、UI/UX改善のプロセス、パフォーマンス最適化を扱っています。
サイバーエージェントではフロントエンドの最新トレンド、アクセシビリティ対応、デザインシステムの構築が学べます。
個人ブログ(Qiita/Zenn)ではReact、TypeScript、Next.jsなど特定技術に特化した深い解説が見つかります。
バックエンド開発
クックパッドがRuby/Railsの実践的な設計パターン、API設計、データベース最適化を提供しています。
メルカリエンジニアリングはマイクロサービスアーキテクチャ、Go言語、分散システム設計の知見が豊富です。リクルートでは多様な言語スタック(Java、PHP、Python等)、ドメイン駆動設計、API Gatewayについて学べます。
インフラ/SRE領域
クラスメソッド(DevelopersIO)がAWS全般、IaC(Terraform、CloudFormation)、コスト最適化の実践知識を提供しています。
はてなではSREの実践、Perl、大規模Webサービスの運用ノウハウが豊富です。サイバーエージェントはKubernetes、Docker、Go言語によるインフラツール開発、監視システム構築について詳しく解説しています。
AI/機械学習
メルカリエンジニアリングが機械学習の実装、レコメンデーションシステム、MLOpsを扱っています。リクルートではデータ分析基盤の構築、BigQuery活用、データエンジニアリングが学べます。
SansanはOCR・画像認識技術、機械学習モデルの継続的改善について詳細に解説しています。
モバイル開発
askenがAndroid/iOS開発、CI/CD、アプリのパフォーマンス最適化を提供しています。DeNAではゲーム開発、Unity/Unreal Engine、リアルタイム通信の知見が豊富です。
WantedlyはiOS開発、モダンなモバイルアーキテクチャ、ネイティブとWebのハイブリッドについて解説しています。
自身の専門領域を深めつつ、隣接する領域のブログも読むことで、技術の幅を広げることができます。
6. 最新の技術トレンドとエンジニアブログ活用法:生成AI時代の情報収集戦略

技術環境は絶えず変化しており、最新のトレンドを把握することはキャリア形成に不可欠です。
生成AI、セキュリティ、ローコード、組織論など、今押さえるべき技術トレンドとブログ活用法を解説します。
生成AI導入率5割超:AIを活用した開発手法の学び方
民間調査によると、最近のソフトウェア開発調査において生成AIが注目トレンド1位となり、5割以上の現場で既に導入されています。
生成AIは、コード自動生成、単体テストの自動作成、デバッグの効率化など、開発プロセス全体に影響を与えています。
テックブログの内容も大きく変化しており、「コードの書き方」から「AIをいかに使いこなすか(プロンプトエンジニアリング)」や「AIを組み込んだアーキテクチャ設計」へとシフトしています。
GitHub Copilot、ChatGPT、Claude等のAIツールの実務での活用事例、プロンプト設計のベストプラクティス、AI生成コードのレビュー方法など、新しい開発スタイルに関する記事が急増しています。
生成AIを扱うブログを探す際は、「AI活用」「LLM」「プロンプトエンジニアリング」といったキーワードで検索し、実際のプロジェクトでの導入事例や成果指標が示されている記事を優先的に読むことが推奨されます。
サイバーセキュリティの重要性増大:実践的な対策情報の収集
注目トレンド2位はサイバーセキュリティであり、不正アクセス禁止法や経済安全保障推進法などの法規制遵守に加え、侵害を前提とした強靭性(レジリエンス)の確保が求められています。
総務省の「情報通信白書」でも、サイバーセキュリティ対策の重要性が指摘されており、DevSecOpsの浸透、ゼロトラストアーキテクチャの導入、脆弱性管理の自動化など、セキュリティを開発プロセスに組み込む動きが加速しています。
LINEヤフー Tech Blogやメルカリエンジニアリングでは、実際のセキュリティインシデントへの対応、セキュリティ監査の実施方法、脆弱性診断ツールの活用事例など、実践的な情報が公開されています。
セキュリティは全エンジニアに関わる領域であり、自身の専門領域とセキュリティを掛け合わせた記事を定期的にチェックすることが重要です。
(出典:総務省「情報通信白書」)
ローコード/ノーコードとの共存:開発速度向上のヒント
注目トレンド4位のローコード/ノーコードは、開発速度向上、デバッグの効率化、非エンジニアとの協働を可能にする技術として注目されています。
エンジニアがローコード/ノーコードツールをどう活用すべきか、「コードを書かない開発」との向き合い方は、今後の重要なテーマです。
従来のフルスクラッチ開発と、ローコード/ノーコードツールを組み合わせたハイブリッドアプローチ、ツールの限界を理解した上での適切な使い分け、カスタマイズ性とスピードのトレードオフなど、実務での判断基準を示すブログ記事が増えています。
エンジニアリング組織論の台頭:ソフトスキル育成の知見
民間調査によると、新卒エンジニアの約4割が「ソフトスキル不足」という課題を抱えています。
経済産業省の「IT人材白書」でも、技術スキルだけでなく、コミュニケーション能力やチーム協働力の重要性が指摘されています。
チーム協調性、主体性、コミュニケーション能力の重要性が増大しており、技術スキルの賞味期限が短くなる一方で、人間ならではの「ソフトスキル」の重要性が再認識されています。
サイボウズエンジニアリングブログ、Lean Baseball等の組織論・マネジメント記事は、高年収層やマネジメント層に深く読み込まれる傾向にあります。1on1の効果的な実施方法、心理的安全性の醸成、フィードバック文化の構築、チームの生産性向上など、ソフトスキルに関する記事の需要は今後も増加すると予測されます。
技術力だけでなく、チームで成果を出す力、他者を巻き込む力、技術を非技術者に説明する力など、総合的なエンジニアリング力を高めることが、今後のキャリア成功の鍵となります。
7. エンジニアブログを最大活用する実践的な読み方:インプットからアウトプットへ
Tech Cycle
最大活用の戦略的ループ情報を収集するだけでは学習効果は限定的です。
効率的なインプット習慣の構築と、学びを定着させるアウトプット戦略を組み合わせることで、情報収集を市場価値向上に繋げることができます。
効率的な情報収集ルーティンの構築:RSSとSNSの併用
効率的な情報収集
系統的なルーティンの構築が不可欠です。FeedlyやInoreaderなどのRSSリーダーを活用し、ブログをフォルダ分けして管理することで、効率的に最新記事をチェックできます。
例えば、「必読(クラスメソッド、メルカリ等)」には業務に直結する技術領域のブログを、「週次チェック(個人ブログ)」には専門性の高い特定技術のブログを、「興味領域(AI、セキュリティ等)」には将来的なキャリア展開を見据えた分野のブログを分類すると効果的です。
X(旧Twitter)でのエンジニアフォロー、ハッシュタグ(#技術ブログ #AWS #機械学習等)の活用
影響力のあるエンジニアや企業の公式アカウントをフォローすることで、注目記事がタイムラインに流れてきます。
週次での定期チェック時間を確保することも推奨されます。例えば、毎週月曜朝30分で「今週の新着記事チェック」、金曜夕方30分で「今週の学びの振り返りとブックマーク整理」といったルーティンを設定することで、情報過多を避けながら継続的な学習習慣が構築できます。
重要なのは「全てを読もうとしない」ことです。タイトルと冒頭を見て、自分の関心や業務に直結するものだけを深く読み、残りはブックマークして後で読むか、スキップする判断力が必要です。
読むだけでは終わらない:学びを定着させる3つのアウトプット法
情報をインプットするだけでは、記憶への定着率は低く、実務での活用も限定的です。学びを自分のものにするには、積極的なアウトプットが不可欠です。
以下の3つの方法を組み合わせることで、インプットとアウトプットの好循環を構築できます。
SNSでの一次発信
読んだ記事から得た知識や見解を、X(Twitter)で短く発信することは、最も手軽で効果的なアウトプット方法です。
140-280文字程度でまとめる訓練により、情報の本質を抽出する力が鍛えられます。「〇〇ブログの△△記事が参考になった。特に××という点が実務で使えそう」といった具体的なコメントと共にシェアすることで、同じ関心を持つエンジニアとの繋がりも生まれます。
自身のブログ記事化
得た情報に自身の経験や見解を加え、オリジナルのブログ記事として再構成することは、学習効果を最大化します。
「〇〇ブログで紹介されていた技術を実際に試してみた結果」「△△の記事を読んで、自分のプロジェクトに適用した事例」など、他者の学びになるだけでなく、自身の思考の整理と深化に繋がります。
はてなブログ、Qiita、Zenn等のプラットフォームを活用し、定期的な発信を心がけましょう。
GitHubでのコード公開
技術的なスキルを証明するポートフォリオとして、ソースコードをGitHubで公開することは、採用担当者への強力なアピール材料となります。
ブログ記事で学んだ技術を実装し、動くコードとして公開することで、「読んだだけ」ではなく「実践した」証明になります。READMEに参考にしたブログ記事へのリンクを掲載することで、学習プロセスの透明性も示せます。
年収が高いエンジニアほど情報感度が高く、かつアウトプットも活発という傾向があります。インプットとアウトプットの好循環を構築することが、市場価値向上の鍵となります。
技術ブログから転職・キャリアアップに繋げる実践法
最近では「4人に1人」が転職を視野に入れる時代となり、転職経験なしのエンジニアは全体の3割まで減少すると予測されています。
高い流動性の中で、テックブログを通じて「自身の技術的立ち位置」を外部に発信し続けるエンジニアは、好待遇のスカウトを受けやすい傾向にあります。
企業の技術ブログは、その企業の文化、技術スタック、開発体制を事前に把握するための貴重な情報源です。転職を検討する際には、志望企業のテックブログを徹底的に読み込み、「どのような技術課題に取り組んでいるか」「失敗をオープンに共有する文化があるか」「エンジニアの裁量はどの程度か」を見極めることが重要です。
面接時に「御社のブログの〇〇という記事を読んで、△△というアプローチに共感しました」と具体的に言及することは、志望度の高さと情報収集能力をアピールする効果的な方法です。
また、企業側もリモートワークやハイブリッドワークといった「柔軟な働き方」を武器に、優秀な発信者(エンジニア)を惹きつけようとしています。
自身の技術ブログやGitHub、SNSでの発信を通じて、「この人はどんな技術に強いのか」「どのような価値観で開発しているのか」を可視化することで、企業からのスカウトやリファラル採用に繋がる可能性が高まります。
8. エンジニアブログ活用のよくある質問:転職・キャリア戦略の疑問を解決

エンジニアブログの活用について、転職やキャリア形成の観点から実務的な疑問に答えます。情報収集の評価、社風の見極め方、職務経歴書への記載方法など、具体的な質問への回答を提示します。
技術ブログの情報収集は転職活動でどう評価される?
継続的な学習姿勢の証明として高く評価されます。
面接では「どのようなブログを読んでいるか」という質問を通じて、技術的関心の方向性や情報感度が確認されることがあります。
具体的なブログ名と、そこから学んだことを実務にどう活かしたかのエピソードを用意しておくと効果的です。
また、最新技術へのキャッチアップ能力を示す指標として、生成AI、セキュリティ等のトレンド技術に関するブログを読んでいることをアピールできます。
企業の技術ブログから社風や開発環境を見極める方法は?
更新頻度や記事の雰囲気から組織文化を推測できます。
定期的に更新されているブログは、技術を重視し情報発信に積極的な文化があることを示します。
失敗談や技術的負債への対応を公開しているかで、透明性と学習文化を判断できます。使用している技術スタック、開発プロセス(アジャイル、スクラム等)、エンジニアの裁量の程度なども、記事の内容から読み取れます。
複数のエンジニアが多様なトピックで発信しているブログは、エンジニアの自主性が尊重されている可能性が高いと言えます。
ブログで学んだ技術を職務経歴書にどう書くべき?
「〇〇ブログで学んだ技術を実務プロジェクトに適用し、△△という成果を達成」という形式で記載することが効果的です。
具体的な成果(パフォーマンス改善率、工数削減時間、エラー率低減等)とセットで記述することで、単なる「勉強しました」ではなく「実践しました」の証明になります。
ポートフォリオ(GitHub)のリンクを添付し、学んだ技術を実装したコードを示すことで、さらに説得力が増します。
技術トレンドの情報収集と実務経験、どちらを優先すべき?
両立が理想ですが、キャリアステージによって比重を変えるべきです。
実務1-3年目は実務経験の蓄積を優先し、ブログは実装の参考資料として活用します。
ミドル層以降は、トレンド把握と技術選定の判断力向上に重点を置き、情報収集→実践→振り返りのサイクルを確立します。
重要なのは、情報収集のための情報収集にならないよう、常に「これを実務でどう活かせるか」を意識することです。
英語の技術ブログを読むことでキャリアにどんな影響がある?
最新技術情報への早期アクセスが可能になり、日本語翻訳を待たずに最新トレンドをキャッチアップできます。
グローバル企業への転職時の強みとなり、OSS貢献や海外カンファレンス参加への第一歩にもなります。
主要な英語技術ブログ(Medium、Dev.to、各種公式ドキュメント等)を読む習慣をつけることで、技術的視野が大きく広がります。
推奨される戦略は、日本語ブログで基礎を固めた後、徐々に英語ブログの比率を高めていくことです。
9. まとめ:エンジニアブログ おすすめ30選で技術力とキャリアを加速させる

本記事では、現役エンジニアが実際に活用しているおすすめエンジニアブログ30選を、技術領域別・経験年数別にご紹介しました。
厚生労働省のデータが示す通り、IT人材の有効求人倍率は1.6倍を超える売り手市場が続いており、エンジニアの継続的な情報収集は市場価値を高める戦略的投資です。
今後も、AI時代における「一次情報」と「人間の経験」の価値はさらに高まります。3-5つのブログをRSS登録し、週1回30分の情報収集習慣を構築することは、技術力向上に寄与します。そして学んだことを発信する側へ。
技術の進化は止まりませんが、エンジニアの情熱をテックブログは映し出し続けます。受信者から発信者への成長を通じて、技術的成長とキャリアの飛躍を実現していきましょう。