Unityエンジニアの年収は、調べるサービスによって400万円台から1,000万円まで大きく開きがあります。この差が生まれる理由は、雇用形態とデータの出所にあります。
本記事では、正社員・フリーランスそれぞれの年収相場を公的データと実案件データをもとに整理し、経験年数別の推移、年収アップに役立つスキルとキャリア行動まで解説します。
- 正社員・フリーランス別のUnityエンジニアの年収相場について
- 経験年数と年収の関係性、1,000万円超えに必要な条件について
- 年収を上げるための具体的なスキルとキャリアプランについて
1. 「Unityエンジニア 年収」の数字がバラバラに見える理由

「Unityエンジニアの年収」を検索すると、サイトによって400万円台から1,000万円まで大きな差が出てきます。この数字のばらつきには明確な理由があります。
まずはこの構造について説明していきます。
年収データはデータソースの性質によって大きく異なる
年収の差が生まれる最大の理由は、「どの雇用形態の・どの経験層を対象にしたデータか」という違いにあります。
フリーランス案件の集計データは実務3年以上のベテランが中心のため平均値が高く、正社員求人票のデータは第二新卒から中堅層まで幅広く含まれるため低く出る傾向があります。
どのデータが正しいかではなく、自分がどの層に当てはまるかで参照すべき数値が変わります。
3つのデータグループを下表で整理します。

また、求人票の「想定年収○○万円〜」にはみなし残業・固定残業代が含まれる場合があり、賞与の有無でも実収入は変わります。
外国籍エンジニアは特に、日本の給与表記が母国と異なるケースが多いため、額面と手取りの違いを事前に確認しておきましょう。
2. Unityエンジニアの年収相場【正社員・フリーランス別】

Unityエンジニアの年収相場は、雇用形態によって大きく異なります。正社員と比べてフリーランスが高く見える理由と、業界統計との位置関係を順に確認しましょう。
正社員Unityエンジニアの平均年収は417〜600万円台
レバテックキャリアの正社員求人224件をもとにした集計では、Unityエンジニアの平均年収は417万円、中央値は450万円です。
出典:レバテックキャリア「Unityに関わるエンジニアの平均年収・給料の統計」
厚生労働省のjob tagが公開するIT・通信職全体の平均年収は約574万円であり、Unityエンジニアの正社員平均はIT職全体を下回る傾向にあります。
背景には、ゲーム業界特有の下請け構造と、スタートアップから中小デベロッパーまで含む企業規模の差があります。フレックス制・持ち株会・フルリモートといった条件の有無によっても年収分布は変わります。
なお、外国籍エンジニアの年収は国籍より経験年数とスキルで決まる傾向が強いです。
フリーランスUnityエンジニアの年収相場は840〜987万円
フリーランス・副業マッチングサービス「SOKUDAN」を運営するCAMELORS株式会社の2024年調査では、Unityエンジニアの平均年収987万円・中央値980万円・フルリモート案件84%超という結果が出ています。
出典:CAMELORS「【年収987万円】Unityエンジニア2024年最新|フリーランス副業調査」
リモート特化型エージェント「Remogu」の2025年上期集計でも、平均月額71万円・年換算約840〜850万円というデータが示されています。
出典:Remogu「Unityフリーランスの月額報酬・年収目安(2025年上期)」
ただし、フリーランスは経費・所得税・社会保険料をすべて自己負担するため、手取りベースでは正社員との差は数字ほど大きくありません。独立を考える際は額面だけでなく手取り換算で比べることが大切です。
ゲーム開発者全体の業界平均は674万円(CESA 2025調査)
一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会(CESA)が2025年に公開した「ゲーム開発者の就業とキャリア形成 2025」(339サンプルの一次統計)では、個人平均年収は674.21万円と報告されています。
フリーランス集計値と正社員求人票集計値のほぼ中間に位置する、業界全体を見渡した信頼性の高いデータです。
出典:CESA「ゲーム開発者の就業とキャリア形成 2025」PDF
また、同調査では転職経験者の77.9%が「年収が上がった」と回答しており、転職行動が年収アップに有効であることが示されています。
3. Unityエンジニアの年収差を生む「企業の立ち位置」と開発環境

同じ経験年数・同じスキルでも、在籍する企業の立ち位置によってUnityエンジニアの年収は100〜200万円単位で変わります。日本特有の下請け構造がその主因であり、転職先を選ぶ際に最初に確認すべきポイントです。
自社開発・元請け・下請けで年収水準は大きく変わる
日本のゲーム・システム開発業界には、発注元(プライム企業)→一次請け→二次請け→三次請けという多層下請け構造があります。
下請け企業ほど中間マージンが引かれるため、エンジニアに還元される給与が低くなる傾向があります。
この構造は日本独自のビジネスのやり方であり、海外出身のエンジニアは特に把握しておきたいポイントです。
在籍企業が「自社で企画・開発・販売まで行うパブリッシャー型か」「外部から受注して開発する受託型か」を確認することが、年収水準を判断する第一歩になります。
ゲームパブリッシャー直雇用・自社IPを持つ企業が最も年収水準が高い
自社IPタイトルを持ち、開発から販売まで一貫して手がけるゲームパブリッシャーへの直接雇用は、年収・技術環境・キャリア成長の面で最も有利な選択肢です。
エンジニア向け転職プラットフォームFindyの求人データでは、Unityエンジニアの想定年収は500万〜1,200万円前後の幅があり、企業の規模・立ち位置によって大きく異なります。
求人票の開発環境(C++・UniRx・Jenkinsなど)が年収水準の目安になる
求人票に記載されている技術スタックは、年収レンジを見極める手がかりになります。
C++との併用・CI/CDツール(Jenkins等)・UniRxやUniTaskといったC#ライブラリの経験が求められる求人は、技術水準の高いプロジェクトを持つ企業であることが多く、高年収帯と重なる傾向があります。
応募前に「必須スキル」「使用技術」欄を確認する習慣をつけましょう。
4. Unityエンジニアの年収【経験年数別の推移】

実務経験が増えるにつれ、Unityエンジニアの年収は段階的に上がります。現在地を確認し、次のステージへの目安として参考にしてください。
実務1年未満は月単価10〜20万円・年収200万円台が現実
フリーランス市場では、実務1年未満のUnityエンジニアが受注できる案件の月単価は10〜20万円前後が一般的です。年換算では120〜240万円程度となり、生活費をまかなうには厳しい水準です。
正社員として入社する場合も、未経験に近い状態では年収300万円台からのスタートが多いです。
「Unityで動くものが作れる」だけでは企業の評価は上がりません。C#でロジックを設計したり、パフォーマンスを意識した実装ができるレベルになってはじめて、市場評価が上がり始めます。
実務1〜3年で月単価30〜60万円・年収400〜600万円台へ
実務1〜3年でC#による実装経験が積まれると、フリーランスの月単価は30〜60万円前後まで上がります。
正社員の転職市場でも評価が高まり、ゲームロジック設計・UI/UX実装・デバッグ対応など実務の幅が広がることで、活躍できる求人が増えてきます。
実務3〜5年以上で月単価70〜100万円・年収800万円超が射程に
実務3〜5年以上になると、フリーランスの月単価は70〜100万円前後に達します。Remoguの2025年上期データでは、経験5年以上のUnityエンジニアは年換算で1,008万円に達するという結果が示されています。
この段階からフリーランス独立が現実的な選択肢となり、案件の選定や単価交渉を自分でコントロールできるようになります。
出典:Remogu「Unityフリーランスの月額報酬・年収目安(2025年上期)」
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5. Unityエンジニアの仕事内容と年収に関わる活躍領域

Unityエンジニアの活躍領域はゲームだけではありません。どの領域に軸を置くかが、年収水準と将来性に直結します。主要な3領域を整理します。
ゲーム開発がUnityエンジニアの中心的な仕事
Unityはモバイルゲーム・家庭用ゲームの開発エンジンとして世界的に高いシェアを持っており、多くのスマートフォン向けゲームがUnityで作られています。
主な実務内容は、C#を使ったゲームロジックの実装・UI/UX設計・物理演算(Rigidbody等)の組み込み・アニメーション制御・パフォーマンス最適化です。いずれもあらゆるプロジェクトで求められる基本スキルです。
XR(VR・AR・MR)領域での需要が急拡大している
Unityエンジニアの活躍の場は、ゲーム以外へも急速に広がっています。ヘッドセット向けVRコンテンツ・スマートフォンを使ったARナビゲーション・産業用MRアプリなど、Unityはリアルタイム3Dコンテンツ制作の基盤として幅広く使われています。
XR市場の成長がUnityエンジニアの単価を押し上げており、高付加価値の案件が増えています。
医療・建築・製造など非ゲーム領域でのUnity活用が広がっている
Unityの活用領域はエンターテインメントを超え、産業分野にまで広がっています。術前シミュレーション用の3D解剖図・建築パース確認のためのVRウォークスルー・ロボティクス制御シミュレーターなどが代表例です。
CAMELORS(2024年)とRemogu(2025年上期)の両調査でUnityフリーランス案件のリモート対応率が80〜97%台という数字が重なっています。
ゲーム以外の産業・医療・建築分野への展開が進むほど、この傾向はさらに強まる可能性があり、居住地に関わらず高単価案件に参入できる環境が整いつつあるといえます。
ゲーム市場が成熟しても、産業・医療・建築分野の需要がUnityエンジニアの市場価値を支えています。
6. 年収1,000万円超えに必要なUnityエンジニアのスキルセット

年収1,000万円超えのUnityエンジニアと400〜600万円台に留まるエンジニアの差は、スキルの「深さ」と「組み合わせ」にあります。土台から高単価スキルまで、習得の優先順位を確認してください。
C#の深い理解が年収の土台をつくる
Unityの公式推奨言語であるC#の理解レベルが、年収を大きく左右します。
アセットを組み合わせてゲームを作れる状態と、C#でオブジェクト指向設計・メモリ管理・非同期処理を使いこなして実装できる状態では、企業からの評価がまったく異なります。C#を深く使いこなすことが、以降のすべての高単価スキルの土台となります。
3D空間制御・シェーダー・物理演算が年収の上限を引き上げる
3Dモデリングの基礎・シェーダー言語(HLSL)の記述・物理演算(Rigidbody等)の組み込みは、高単価案件の参加条件として求められることが多いスキルです。
特にシェーダーを使った独自のグラフィック表現は差別化につながりやすく、XRや産業用シミュレーション案件ではこれらの組み合わせが必須になるケースが増えています。
UniRx・UniTaskなどのC#ライブラリが実装力の証明になる
UniRx(リアクティブプログラミング)やUniTask(非同期処理)の活用経験は、元請け企業やゲームパブリッシャーからの評価を高める実装力の証明になります。
大規模プロジェクトでの保守性・可読性向上のために広く使われており、使いこなせるエンジニアはコードレビューや設計の議論にも加われる技術力があるとみなされます。
UI/UX設計とパフォーマンス最適化の知識が差別化につながる
動作の軽さや操作感に直結するUI/UX設計と描画最適化の知識は、品質の高いプロジェクトへの参加条件になります。
ドローコール削減・テクスチャ圧縮・LOD(レベル・オブ・ディテール)の設定といった最適化を実務で実践できるエンジニアは、リリース品質を保てる人材として高く評価されます。
ゲーム以外の業界知識が希少性を高める
医療・建築・製造などの業界知識とUnityスキルを組み合わせると、月単価100万円超の案件が現実的になります。
医療用シミュレーター開発では解剖学の知識が、建築VRでは空間設計の知識が求められます。Unityの技術力に加えて業界固有の専門知識を持つエンジニアは市場での希少性が高く、単価交渉でも有利な立場に立てます。
7. Unityエンジニアが年収を上げる具体的なキャリア戦略

スキルを磨くだけでは年収は上がりません。どの行動をどの順番で取るかが、年収アップのスピードを左右します。現状の雇用形態・経験年数に合わせて次のアクションを選んでください。
下請けから発注元(元請け・プライム)企業へ転職する
同じスキルでも、下請けか元請けかで年収は大きく変わります。下請け企業での年収に限界を感じたら、発注元(プライム)企業や自社開発を持つパブリッシャーへの転職が最も直接的な年収アップの手段です。
CESA「ゲーム開発者の就業とキャリア形成 2025」では、転職経験者の77.9%が「年収が上がった」と回答しており、転職行動の有効性がデータで示されています。
出典:CESA「ゲーム開発者の就業とキャリア形成 2025」PDF
同調査によると転職経験者は全体の55.2%にのぼり、ゲーム開発者の半数以上が転職を経験しています。転職行動がゲーム業界では珍しくなく、むしろ年収改善の標準的な手段であることがわかります。
実績を見せるポートフォリオを整備する
動くゲームや自作アプリ・動画デモを公開することは、案件獲得と転職活動の両方で効果があります。採用担当者やクライアントは実際に動くプロダクトで実装力を判断します。
GitHubでのソースコード公開やitch.ioへのゲーム公開が具体的な方法です。技術的な工夫点や使用ライブラリを明記しておくと、スキルがより伝わりやすくなります。
管理職・テックリードへのキャリアチェンジを視野に入れる
個人の実装力だけで到達できる年収には上限があります。プロジェクトマネジメントやチームリードの経験を加えることで、年収の上限を引き上げられます。
テックリードやエンジニアリングマネージャーへのキャリアチェンジは、技術力が認められたエンジニアが次のステージとして選ぶ現実的なルートです。
フリーランスとして独立し単価交渉の主導権を持つ
実務3年以上を目安にフリーランスへの転向が現実的になります。独立後は稼働日数・リモート条件の自由度が上がり、複数案件を並行して受注することもできます。
CAMELORS(2024年)とRemogu(2025年上期)の両調査では、Unityフリーランス案件のリモート対応率が80〜97%台で一致しており、地方在住でも高単価案件に参加しやすい状況が続いています。
出典:Remogu「Unityフリーランスの月額報酬・年収目安(2025年上期)」
外国籍エンジニアのビザ注意点
外国籍エンジニアがフリーランスとして独立する場合、「技術・人文知識・国際業務」ビザのままでは個人事業主としての活動に制限が出るケースがあります。
複数社と継続的な業務委託契約を結ぶ形で独立する際は、「経営管理」ビザへの切り替えが必要かどうかを入国管理局または行政書士に事前に確認しておきましょう。【専門家確認推奨】
副業案件で実績と収入を並行して積む
本業を続けながら副業案件で経験値と収入を底上げするアプローチも有効です。CAMELORS「SOKUDAN」の2024年調査では、週3日以下の副業案件が全体の26%超を占めており、副業からスタートするUnityエンジニアが多いことがわかります。
副業案件での実績がポートフォリオを充実させ、その後の独立・転職活動にも役立ちます。
出典:CAMELORS「【年収987万円】Unityエンジニア2024年最新|フリーランス副業調査」
8. 未経験からUnityエンジニアを目指す場合の年収現実とロードマップ

未経験からUnityエンジニアを目指す場合、最初の年収水準と到達までの時間軸を正しく把握しておくことが大切です。現実を踏まえた上でロードマップを確認してください。
独学では挫折しやすい理由と対策
Unityをゼロから独学で習得しようとすると、途中で挫折するケースが多いとされています。公式ドキュメントや動画教材は充実しているものの、実際のプロジェクトで起きるエラーや設計上の判断は独学では対処が難しい場面が多くあります。
最初の目標は「フリーランスとして独立する」ではなく、「正社員として実務経験2〜3年を積む」ことに設定するのが、着実に年収を上げるための現実的なアプローチです。
未経験からの転職は下請けポジションから始まるのが現実
実務未経験の段階でフリーランスとして案件を受注しようとすると、月単価は10〜20万円前後が現実的な水準です。
一方、正社員として入社する場合は年収300万円台からのスタートが多く、研修・メンタリング・チームでの実装経験が積める環境が整っています。
まず正社員で経験を積む経路が、中長期的に年収を最大化する最短ルートです。下請けから始まっても、2〜3年の実績を積んでから元請け企業へ転職することで、年収を大きく引き上げることができます。
C#習得からフリーランス独立まで逆算したロードマップ
未経験からフリーランス独立を目指す段階的なロードマップを示します。

外国籍エンジニアの場合、JLPT N2〜N1レベルの日本語力があると、国内の正社員求人・フリーランス案件の選択肢が大幅に広がります。日本語でのコミュニケーションが求められる現場が多いためです。
一方、英語のみ対応の外資系ゲーム会社の求人も一定数あるため、英語力を強みにするアプローチも有効です。
9. 日本のUnity市場で外国籍エンジニアの年収と評価を高めるポイント

外国籍であることは、日本のUnity市場においてマイナスではありません。英語力・多言語対応の経験・在留資格の選択をうまく活用することで、年収交渉や案件獲得で有利に立てます。
グローバル展開するゲーム会社では英語力が年収交渉の武器になる
日本のゲーム会社やXR企業はグローバル展開を強化しており、英語力・多文化的な背景・海外市場の知識を持つエンジニアへの需要が高まっています。
日本人エンジニアと同等のUnityスキルがあれば、海外版の仕様確認・海外パートナーとのやり取り・多言語QAなどで貢献できる点をアピールすることで、年収交渉で有利になるケースがあります。
グローバルチームがある企業への転職では、英語力を積極的に伝えましょう。
海外版ローカライズ・多言語対応の経験が希少スキルとして評価される
多言語UI実装・文字コード処理・RTL(右から左への文字表示)対応といった技術的な経験は、グローバル向けタイトルを開発する企業で高く評価されます。
日本語・英語・アラビア語・中国語など複数言語に対応したUIの実装経験があれば、ポートフォリオや職務経歴書に明記しておきましょう。国際展開を視野に置く企業にとって、このスキルは即戦力の証明になります。
就労ビザの種類がキャリア選択肢の幅を決める
日本でUnityエンジニアとして就労する場合、「技術・人文知識・国際業務」ビザでの正社員勤務が一般的なルートです。転職や副業・フリーランスへの展開を考えるなら、「高度専門職」ビザの取得も検討する価値があります。
高度専門職ビザは年収・学歴・職歴に基づくポイント制で認定され、取得後は転職・副業の自由度が大きく上がります。
フリーランスとして独立し複数の企業と業務委託契約を結ぶ際は、「経営管理」ビザへの切り替えが必要になるケースもあります。在留資格については、入国管理局または専門の行政書士に事前に相談しておくことをおすすめします。
出典:出入国在留管理庁「高度人材ポイント制による出入国在留管理上の優遇制度について」
よくある質問

Q. Unityエンジニアの平均年収はいくらですか?
雇用形態によって大きく異なります。正社員の場合、レバテックキャリアの求人票集計では平均417万円・中央値450万円が目安です。
フリーランスの場合はCAMELORS調査(2024年)で平均987万円、Remogu調査(2025年上期)で年換算約840〜850万円という相場が示されています。
ゲーム業界全体ではCESA 2025調査で個人平均674万円というデータもあります。どのデータが自分に当てはまるかは、雇用形態と経験年数によって変わります。
Q. Unityエンジニアが年収1,000万円を超えるには何が必要ですか?
実務経験5年以上を積んだうえで、C#の深い実装力(オブジェクト指向設計・非同期処理・UniRx/UniTask等)、3D空間制御やシェーダー記述の技術力、そして医療・建築・製造といったゲーム以外の業界知識を組み合わせることが、月単価100万円超・年収1,000万円超への現実的なルートです。
元請け企業への転職やフリーランス転向も有効な手段です。
Q. 未経験からUnityエンジニアになれますか?
未経験からでも目指せますが、まずC#の基礎習得とポートフォリオ作成が最初のステップです。
フリーランスとしての独立より、最初は正社員として入社して実務経験2〜3年を積むことが、中長期的に年収を高める現実的なルートといえます。独学で挫折しやすい場合は、学習環境を整えることも検討してください。
Q. 外国籍でもUnityエンジニアとして日本で高収入を得られますか?
はい、可能です。年収は国籍より経験年数とスキルで決まる傾向が強く、英語力や多言語対応の経験はグローバル展開している企業では年収交渉の強みになります。
ビザの種類(技術・人文知識・国際業務、高度専門職など)によってキャリアの選択肢が変わるため、在留資格については入国管理局または専門家に確認しておくことをおすすめします。
10. まとめ:Unityエンジニアの年収は雇用形態・経験年数・スキルで決まる

Unityエンジニアの年収は、正社員で417〜600万円台、フリーランスで840〜987万円が相場であり、その差を生む最大の要因は雇用形態とデータの出所にあります。
CESA 2025調査では転職経験者の77.9%が年収アップを実現しており、実務経験を積んだうえでの転職・フリーランス転向が複数のデータから裏付けられた現実的なルートです。
年収アップの鍵はC#の深い知識と「ゲーム以外の市場」への対応力であり、経験3年以上でフリーランス転向または元請け転職を視野に入れることが現実的な到達手段となります。外国籍エンジニアにとっては英語力と多言語対応経験が日本市場での強みになります。
まずはポートフォリオの整備とスキルの棚卸しから始めることをおすすめします。