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SaaS企業への転職で年収UP|未経験からの転職成功法と厳選30社

IT業界の中でも注目を集めているSaaS企業への転職。市場は年平均16.3%で成長を続け、2029年には8.8兆円規模に達すると予測されています。

本記事では、SaaS企業への転職を成功させるための具体的なステップ、職種別に求められるスキル、そして転職先として注目すべき厳選30社を徹底解説します。

この記事を読んでわかること
  • SaaS市場の成長性と将来性、エンジニアとして働く3つのメリットについて
  • 転職成功のための5つのステップと職種別の年収相場・求められるスキルについて
  • 注目すべきSaaS企業30社の詳細情報と実際の転職成功事例について

1. なぜ、SaaS企業への転職が注目されているのか

1. なぜ今、SaaS企業への転職が注目されているのか

IT業界の中でも、SaaS(Software as a Service)企業への転職が注目を集めています。

市場の急成長、高年収、柔軟な働き方といった魅力が多くのエンジニアやビジネス職の関心を惹きつけているようです。ここでは、なぜSaaS企業への転職が選ばれているのか、その背景と具体的なメリットをくわしく解説します。

SaaS市場の急成長と将来性

国内のSaaS市場は、驚異的な成長を遂げています。IT専門調査会社のIDC Japanが発表した最新の市場予測によると、2024年の国内パブリッククラウドサービス市場は前年比26.1%増の4兆1,423億円に達しました。

さらに、2029年には8兆8,164億円規模まで拡大し、2024年比で約2.1倍の成長が見込まれています。年間平均成長率(CAGR)は16.3%と、極めて高い成長率を維持する予測です。

成長の背景

企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)推進、働き方改革によるクラウドツール導入、そして生成AI技術の急速な統合があります。

特に2024年は、Generative AI(生成AI)に関わる製品・サービスが大きく売上を伸ばし、AIエージェントの活用によってSaaS市場は新たな成長フェーズに突入しました。

従来のレガシーシステムからクラウドへの移行が本格化し、中小企業でのSaaS導入率も着実に向上しています。

総務省の「通信利用動向調査」によると、クラウドサービスを一部でも利用している企業の割合は年々増加しており、企業規模を問わず導入が進んでいます。

この市場拡大は、SaaS企業で働くエンジニアやビジネス職にとって、長期的なキャリアの安定性と成長機会を意味しているのです。

(出典:IDC Japan「国内パブリッククラウドサービス市場予測を発表」) (出典:総務省「通信利用動向調査」

SaaS企業で働くエンジニアの3つのメリット

メリット1: 高年収と明確なキャリアパス

SaaS業界の平均年収は、一般的なIT業界と比較しても高い水準にあります。

上場SaaS企業の平均年収は600万円を超えており、技術力に応じた適正な評価制度が整備されています。

職種別の年収レンジ

バックエンドエンジニア

ジュニア層で400万円から600万円、ミドル層で600万円から900万円、シニア層で900万円から1,500万円が一般的です。

フロントエンドエンジニア

ジュニア層で450万円から550万円、ミドル層で550万円から800万円、シニア層で800万円から1,000万円となっています。

インフラエンジニア・SRE

ジュニア層で500万円から650万円、ミドル層で650万円から1,000万円、シニア層で1,000万円から1,300万円の水準です。

厚生労働省の「賃金構造基本統計調査」によると、情報通信業の平均給与は他産業と比較して高い傾向にあり、特にクラウドサービスを提供する企業では、技術的専門性に対する適正な評価が行われています。

SaaS企業では、エンジニアの市場価値が正当に評価され、スキルアップに応じた昇給機会が明確に設定されているのが特徴です。

(出典:厚生労働省「賃金構造基本統計調査」

メリット2: 最新技術に触れられる環境

SaaS企業では、クラウドネイティブな技術スタックが標準となっています。

AWS、Google Cloud Platform(GCP)、Microsoft Azureといった主要クラウドプラットフォームの実務経験を積むことができ、マイクロサービスアーキテクチャやコンテナ技術(Docker、Kubernetes)の実装にも携わる機会が豊富です。

さらに、2024年以降は生成AI技術の統合が加速しており、LLM(Large Language Model)APIの実装、プロンプトエンジニアリング、AI生成コンテンツの品質管理といった最先端の技術領域に触れられるチャンスが広がっています。

従来のSIerやオンプレミス中心の企業と比較して、SaaS企業では技術的負債が少なく、モダンな開発環境で最新技術を学びながら働くことができます。

メリット3: 柔軟な働き方とワークライフバランス

SaaS企業の多くは、リモートワーク対応率が高く、フレックスタイム制度を導入しています。新型コロナウイルス感染症の拡大を契機に、フルリモート勤務を可能にする企業も増加しました。

エンジニアファーストの企業文化が根付いており、開発者の生産性を最大化するための環境整備に力を入れる企業が多いのも特徴です。

従来のSIerでは残業時間が月40時間を超えることも珍しくありませんでしたが、SaaS企業では平均的に月20時間以内に抑えられているケースが多く、ワークライフバランスを重視した働き方が実現しやすい環境です。

「SaaS業界はやめとけ」の真相と実態

インターネット上では「SaaS業界はやめとけ」という意見を目にすることもあります。

しかし、これらの懸念の多くは誤解に基づくものです。ここでは、よくある懸念とその実態を解説します。

よくある懸念の一つ目「ノルマが厳しい」

確かにSaaS企業では営業ノルマが存在しますが、エンジニアは営業職とは評価軸が異なり、技術力やプロダクト貢献度で評価されます。

営業職であっても、「The Model」型の分業体制により、個人に過度な負担がかかりにくい仕組みが整備されている企業が多いのです。

二つ目「スタートアップは不安定」という懸念

実態は異なります。エス・エム・エス、ラクス、オービックビジネスコンサルタント、Sansanなど、売上高数百億円規模の上場大手SaaS企業が多数存在します。

安定性を求めるなら、上場企業や黒字化を達成している企業を選択肢にすることができます。

三つ目の「技術変化が速すぎる」という懸念

技術変化の速さは、エンジニアにとって学習機会の豊富さを意味します。

SaaS企業の多くは、社内勉強会、技術書購入補助、カンファレンス参加支援など、継続的な学習をサポートする制度を整えています。

SaaS業界は確かに変化の激しい業界ですが、それは同時に成長機会が豊富であることを意味しています。

適切な企業選びと自己研鑽の姿勢があれば、エンジニアとして大きく成長できる環境が整っているのです。

2. SaaS企業への転職を成功させる5つのステップ

SaaS CAREER PATH

内定獲得への最短5ステップ
01
キャリア棚卸し
SIer/受託経験 強みの言語化 職種選定
02
SaaSモデル理解
ARR/Churn The Model KPI視点
03
志望企業リスト作成
Horizontal/Vertical 企業規模別 技術スタック
04
書類・実績アピール
技術課題解決 定量成果 GitHub公開
05
面接・オファー交渉
STAR法 逆質問準備 年収相場確認
NAVIGATING YOUR SAAS JOURNEY • 2026

SaaS企業への転職を成功させるには、戦略的なアプローチが必要です。このセクションでは、自己分析から内定獲得まで、具体的なステップを段階的に解説します。

ステップ1: 自己分析とキャリアの棚卸し

転職活動の第一歩は、自分自身の経験とスキルを客観的に整理することです。現職での経験がSaaS企業でどのように活かせるかを明確にしましょう。

現職での経験をSaaS業界でどう活かすか

経験別に、SaaS企業で評価されるポイントを整理します。

SIer経験者

大規模システム開発の経験は、エンタープライズ向けSaaSの要件定義・設計に活かせます。

ウォーターフォール開発の経験はプロジェクトマネジメント能力の証明になり、顧客折衝の経験はカスタマーサクセスやプロダクトマネジメントへの転向にも有利に働きます。

受託開発経験者

多様な技術スタックへの対応力は、SaaS開発の現場で即戦力として評価されます。

短納期でのプロジェクト遂行経験は、スピード感が求められるSaaS開発に適応しやすく、クライアントの要望を形にするスキルは、ユーザーフィードバックを反映した機能開発に直結します。

社内SE経験者

ユーザー視点での業務理解は、使いやすいプロダクト開発に貢献できます。

運用保守の経験はSREやインフラエンジニアとしての適性を示し、社内システムの課題を理解しているため、バーティカルSaaSの開発に深い洞察をもたらせます。

異業種経験者

異業種経験者にも大きなチャンスがあります。業界特有の業務知識は、バーティカルSaaS(業界特化型)企業で非常に重宝されます。

例えば、不動産業界出身者が不動産テックSaaS企業へ、医療業界出身者が医療DX企業への転職に成功するケースは多いのです。

志望職種の明確化

SaaS企業では、多様な職種が存在します。自分のスキルセットと志向性に合った職種を選ぶことが重要です。

バックエンドエンジニア

REST API設計、データベース設計、サーバーサイド開発、マイクロサービス実装が主な業務となります。ロジック設計が好きで、データ構造の最適化に関心がある人に向いています。

フロントエンドエンジニア

UI/UX実装、SPA(Single Page Application)の構築、レスポンシブデザイン対応が中心です。ユーザー体験の向上に情熱があり、デザインとコードの橋渡しが好きな人に適しています。

インフラエンジニア

クラウド基盤構築、IaC(Infrastructure as Code)の実装、CI/CDパイプライン構築を担当します。システムの安定運用に責任を持ちたい、自動化に関心がある人に向いています。

SRE(Site Reliability Engineer)

サービスの信頼性・可用性向上、監視体制の構築、インシデント対応が主な業務です。開発とインフラの両方に興味があり、データに基づく改善が好きな人に適しています。

プロダクトマネージャー(PdM)

プロダクト戦略立案、ロードマップ作成、ステークホルダー調整、要件定義を行います。ビジネスと技術の両方を理解したい、ユーザー課題の解決に情熱がある人に向いています。

ステップ2: SaaS業界の基礎知識とビジネスモデルの理解

SaaS企業への転職では、業界固有のビジネスモデルや重要指標を理解していることが面接で高く評価されます。

SaaSの定義と他のクラウドサービスとの違い

SaaS(Software as a Service)とは、インターネット経由でソフトウェアを提供するサービス形態です。ユーザーは自社でサーバーやソフトウェアを保有せず、必要な機能をブラウザやアプリケーション経由で利用します。

総務省の情報通信白書によると、SaaSはソフトウェアをサービスとして提供し、サブスクリプション(月額・年額)課金が主流です。

自動アップデートにより常に最新機能を利用可能で、初期投資が少なく、中小企業でも導入しやすい特徴を持ちます。

他のクラウドサービスとの違い
IaaS(Infrastructure as a Service)

AWS EC2やGoogle Compute Engineのように仮想サーバーやストレージなどのインフラを提供するのに対し、SaaSはアプリケーション全体を提供します。

PaaS(Platform as a Service)は、Google App Engineのように開発プラットフォームを提供しますが、SaaSは完成したアプリケーションを提供します。

ASP(Application Service Provider)

SaaSの前身とも言える形態で、既存のパッケージソフトをネット経由で提供していましたが、SaaSはクラウドネイティブに設計され、マルチテナント構成、API連携、継続的なアップデートが標準となっています。

(出典:総務省「情報通信白書|クラウドサービス」

SaaS特有の重要指標(KPI)を理解する

SaaS企業では、独自のビジネス指標が重視されます。これらの指標を理解していることは、面接で「業界への理解度」を示す重要なポイントです。

MRR(Monthly Recurring Revenue:月次経常収益)

毎月繰り返し得られる収益を指します。例えば、月額10万円のプランを100社が契約している場合、MRRは1,000万円となります。

ARR(Annual Recurring Revenue:年次経常収益)

年間の経常収益(MRR × 12)で、SaaS企業の成長性を測る最も重要な指標です。

チャーンレート(Churn Rate:解約率)

一定期間における顧客の解約率を示します。低いほど健全で、理想は月次で1%以下、年間10%以下とされています。計算式は、(解約顧客数 ÷ 期初の顧客数)× 100です。

LTV(Life Time Value:顧客生涯価値)

1顧客が契約期間中に支払う総額を意味します。計算式は、平均月額単価 × 平均契約期間(月)です。

CAC(Customer Acquisition Cost:顧客獲得コスト)

新規顧客1社を獲得するためにかかったコストを指します。計算式は、(営業・マーケティング費用)÷ 新規顧客数です。

LTV/CAC比率

顧客獲得の効率性を示す指標で、3以上が健全とされています。これは、顧客から得られる価値が獲得コストの3倍以上であることを意味します。

これらの指標の知識は、面接で「なぜこの企業に興味を持ったか」を説明する際にも役立ちます。

例えば、「御社のARR成長率が前年比30%増と高く、市場での競争力が証明されている点に魅力を感じました」といった具体的な志望動機を語ることができます。

「The Model」型営業組織の理解

SaaS企業では、「The Model」と呼ばれる営業組織が一般的です。これは、営業プロセスをマーケティング、インサイドセールス、フィールドセールス、カスタマーサクセスの4つの部門に分業する体制です。

マーケティングはリード(見込み客)の獲得を担当し、インサイドセールスはリードの育成と商談設定を行います。

フィールドセールスは商談とクロージングを担当し、カスタマーサクセスは契約後の顧客支援と解約防止に注力します。

エンジニアは、これらの各部門と協業する機会があります。

マーケティング部門からはWebサイトや広告LPの改善要望、インサイドセールスからは資料自動生成機能の開発依頼、フィールドセールスからはデモ環境の構築依頼、カスタマーサクセスからは機能改善フィードバックを受けることになります。

このデータドリブンな意思決定文化と部門間連携の理解は、SaaS企業で効果的に働くための基礎知識です。

ステップ3: 企業研究と志望企業リストの作成

次に、自分に合ったSaaS企業を見つけるための企業研究を行います。

SaaS企業の分類と特徴を理解する

SaaS企業は、大きく2つのタイプに分類されます。

ホリゾンタルSaaS

業界横断的なソリューションを提供します。Slack(コミュニケーション)、Salesforce(CRM)、freee(会計)、楽楽精算(経費精算)などが代表例です。

広い市場をターゲットにできるためスケールしやすい一方で、競合も多く差別化が重要です。汎用的なスキルが活かしやすいのが特徴です。

バーティカルSaaS

特定業界に特化しています。

カイポケ(介護事業者向け)、ANDPAD(建設業向け)、イタンジ(不動産業向け)などが例です。業界知識が重要となり、競合が少なく深い専門性が身につきます。業界経験者は即戦力として高く評価されます。

どちらが自分のキャリアに合うかを見極めることが重要です。汎用的なスキルを身につけたいならホリゾンタルSaaS、特定領域の専門家になりたいならバーティカルSaaSが適しています。

企業規模による分類も重要

上場大手SaaS企業

安定性、充実した福利厚生、体系的な研修制度が特徴で、サイボウズ、Sansan、ラクスなどが代表例です。安定したキャリアを築きたい、研修制度を重視する人に向いています。

成長中のミドルステージ企業

裁量の大きさ、成長実感、ストックオプションの可能性が魅力です。SmartHR、カオナビ、スマレジなどが該当します。裁量を持って働きたい、企業の成長に貢献したい人に適しています。

アーリーステージスタートアップ

ハイリスク・ハイリターン、創業期の経験、経営陣との距離の近さが特徴です。0→1の経験を積みたい、大きなリターンを狙いたい人に向いています。

企業選びの5つの判断基準

志望企業を絞り込む際は、以下の5つの基準で評価しましょう。

  1. 財務の健全性:売上成長率、ARR、黒字化状況、直近の資金調達状況を確認(有価証券報告書や決算説明資料で確認可能)
  2. プロダクトの競争力:市場シェア、ユーザー評価、導入社数(ITreviewやG2などのレビューサイトで実際の評価を確認)
  3. 技術スタック:使用している技術が自分の学びたいものか(技術ブログやエンジニア採用ページで確認、技術的負債の状況は面接で質問可能)
  4. 企業文化:ミッション・バリューへの共感、カルチャーフィット(Wantedlyや社員インタビュー記事で確認)
  5. 成長機会:キャリアパスの明確さ、教育制度・異動制度の有無、社内勉強会やカンファレンス参加支援

ステップ4: 応募書類の作成と効果的なアピール方法

企業研究が完了したら、応募書類の準備に移ります。

SaaS企業向け職務経歴書の書き方

SaaS企業に響く職務経歴書には、以下の要素を盛り込みましょう。

開発経験

使用言語(Python、Go、TypeScriptなど)、フレームワーク(Django、Gin、Reactなど)、担当範囲(要件定義から実装、テスト、リリースまでの全体像)を具体的に記載します。

プロジェクト規模

チーム人数(5名のチームでバックエンド開発を担当)、開発期間(3ヶ月間のスプリント開発)、ユーザー数(月間アクティブユーザー10万人のサービス)、取引額(年間契約額5,000万円のエンタープライズ向けシステム)などを明記します。

技術的な課題解決経験

課題(APIのレスポンス速度が平均3秒で、ユーザー体験を損なっていた)、解決策(データベースクエリの最適化とキャッシュ戦略の導入)、結果(レスポンス速度を平均0.5秒に改善、直帰率が20%低下)を具体的に示します。

定量的な成果

パフォーマンス改善率(処理速度を60%向上)、バグ削減率(単体テストカバレッジを40%→85%に向上し、本番バグを月10件→2件に削減)、工数削減率(CI/CD導入によりデプロイ時間を2時間→15分に短縮)などを記載します。

チーム開発経験

Git/GitHubを使用したコードレビュー体制、スクラムマスターとして2週間スプリントを主導、ペアプログラミングによる知識共有といった内容を盛り込みます。

NGな書き方は避ける

曖昧な表現(「プロジェクトに携わった」)ではなく、具体的に(「APIの設計・実装を担当し、5本のエンドポイントを開発」)書きます。

技術スタックの羅列のみ(「Python、JavaScript、AWSを使用」)ではなく、詳細に(「PythonのFastAPIでREST APIを設計し、AWS Lambdaでサーバーレス実装」)記載します。

応募先企業への理解不足(「貴社で成長したい」)ではなく、具体的に(「貴社の『楽楽精算』が持つ高いUIUX設計思想に共感し、ユーザー体験を重視した開発に貢献したい」)アピールします。

ポートフォリオ・GitHubの活用

実務経験が浅い場合や、未経験からの転職では、ポートフォリオが強力な武器になります。

効果的なポートフォリオの作り方

個人開発プロジェクトの作成が挙げられます。簡単でも良いので「動くサービス」を作り、技術選定理由を明確に説明できるようにします。READMEに開発の意図、使用技術、工夫した点を記載しましょう。

OSSへのコントリビューションも有効

バグ修正やドキュメント改善のPull Requestを出すことで、小さな貢献でも実績として評価されます。

技術ブログの執筆もおすすめ

Qiita、Zenn、個人ブログで学習内容をアウトプットすることで、「学習過程を言語化できる」ことを示せます。これは高く評価されます。

GitHubのアクティビティ整理も忘れずに。プロフィールREADMEを充実させ、過去のコミット履歴を整理し、代表的なリポジトリをピン留めしましょう。

ステップ5: 面接対策とオファー交渉

最終ステップは面接対策とオファー交渉です。

SaaS企業の面接でよく聞かれる質問と回答例

SaaS企業の面接は、技術面接とカルチャーフィット面接の2段階で構成されることが多いです。

技術面接

典型的な質問として、「これまで開発した中で最も難しかった技術的課題は何ですか?」があります。

回答ポイントは、STAR法(Situation, Task, Action, Result)で構造化することです。Situation(状況)として、ECサイトのチェックアウトプロセスで同時アクセス増加時にタイムアウトが頻発していたことを説明します。

Task(課題)は、レスポンスタイムを3秒以内に抑え、エラー率を1%以下にすることでした。Action(行動)として、データベースのN+1問題を解消し、Redis導入によるセッション管理の最適化、非同期処理の導入を実施しました。

Result(結果)は、レスポンスタイムを平均1.2秒に改善し、エラー率を0.3%に削減、売上コンバージョン率が15%向上したことです。

学びとして、パフォーマンスチューニングの重要性と、ボトルネック特定のためのモニタリング設計の必要性を学んだと述べます。

「スケーラビリティを考慮した設計経験はありますか?」という質問には、データベースの読み書き分離(Master-Slave構成)、キャッシュ戦略(Redis、CDN活用)、水平スケーリングを見据えたステートレスな設計、非同期処理によるピーク時の負荷分散といった具体的な対策を説明します。

「アジャイル開発の経験について教えてください」には、2週間スプリントでのスクラム開発、デイリースタンドアップでのタスク進捗共有、スプリントレトロスペクティブでの継続的改善、バーンダウンチャートによる進捗の可視化といった実践内容を述べます。

カルチャーフィット面接

「なぜSaaS業界に転職したいのですか?」という質問が頻出です。市場成長性、技術環境、働き方への魅力を論理的に説明します。

良い回答例として、「3つの理由があります。第一に、SaaS市場は年平均16%成長と将来性が高く、長期的なキャリア形成に適していること。第二に、クラウドネイティブ技術やマイクロサービスといった最新技術に触れられる環境があること。第三に、リモートワークやフレックス制度により、技術学習の時間を確保しながら働けることです。特に貴社の○○という技術スタックは、私が今後深めたい領域と一致しています」と答えます。

「当社のプロダクトをどう改善しますか?」には、事前にプロダクトを使い込み、具体的な改善提案を準備します。良い回答例として、「実際に無料トライアルを利用させていただき、2つの改善案を考えました。第一に、初回ログイン時のオンボーディングフローです。現状、機能説明が豊富ですが、最初に『何ができるか』よりも『どう始めるか』を示すステップ形式のガイドがあると、初心者の離脱を防げると感じました。第二に、ダッシュボードのカスタマイズ機能です。ユーザーごとに重視する指標が異なるため、ウィジェットの配置をカスタマイズできると利便性が向上すると考えます」と提案します。

「チームでの協業経験について教えてください」には、コミュニケーション方法、対立の解決、成果への貢献を具体的に説明します。良い回答例として、「前職では5名のチームでバックエンド開発を担当していました。意見の対立があった際は、まずSlackで論点を整理し、対面(またはZoom)で議論する場を設けました。例えば、APIの設計方針で意見が分かれた際、それぞれのアプローチのメリット・デメリットを表にまとめ、パフォーマンステストを実施してデータで判断しました。結果、チーム全員が納得する設計に落ち着き、開発がスムーズに進みました」と答えます。

年収交渉のタイミングと相場観

年収交渉は、適切なタイミングと相場観の把握が重要です。

交渉のベストタイミング

オファー提示後、承諾前です。面接の初期段階で具体的な希望額を伝えるのは避けます。複数内定がある場合は、交渉材料として活用可能です。

SaaS企業の職種別年収相場

ジュニアエンジニア(経験1-3年)で400万円から600万円、ミドルエンジニア(経験4-7年)で600万円から900万円、シニアエンジニア(経験8年以上)で900万円から1,500万円、テックリード/マネージャーで1,000万円から1,800万円です。

現実的な交渉幅は、現年収の+20から30%が目安

例えば、現年収500万円の場合、希望年収は600から650万円となります。市場価値を大きく超える希望は、かえって印象を悪くする可能性があります。

未上場企業の場合

ストックオプション(株式購入権)が提示されることがあります。評価額は会社の時価総額に基づいて算出され、行使条件は勤続年数(例:4年間で段階的に権利確定)で設定されます。

税制は税制適格ストックオプションか否かで課税タイミングが異なり、上場しなければ価値がゼロになるリスクもあります。

転職エージェント活用のメリット

代理交渉により直接言いにくい条件を伝えてもらえること、市場相場の情報を持っているため適正な交渉ラインを提案してもらえること、複数オファーの比較アドバイスを受けられることが挙げられます。

内定後の最終確認ポイント

オファーを受諾する前に、以下を必ず確認しましょう。

  • 試用期間の条件と評価基準(通常3から6ヶ月)
  • リモートワーク可否と頻度(週何日出社か)
  • 技術的負債の状況(入社後のギャップを防ぐために面接で質問)
  • オンボーディング体制(研修期間、メンター制度の有無)
  • 評価制度と昇給ルール(年何回評価があるか、昇給基準は明確か)
  • 福利厚生の詳細(書籍購入補助、カンファレンス参加支援、リモートワーク手当など)

これらを確認することで、入社後のミスマッチを防ぎ、安心して新しいキャリアをスタートできます。

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3. 職種別|SaaS企業で求められるスキルと経験

3. 職種別|SaaS企業で求められるスキルと経験

SaaS企業では、職種ごとに求められるスキルセットが明確に定義されています。

本セクションでは、主要な職種ごとに必須スキル、優遇スキル、学ぶべき技術、そして平均年収レンジを解説します。

バックエンドエンジニアに求められるスキル

必須スキル

REST API設計の経験、データベース設計(MySQL、PostgreSQL)の知識、Gitを使用したバージョン管理、基本的なLinuxコマンドの理解が求められます。

優遇スキル

Go、Python、Ruby、Scala、Javaなどのモダンな言語での開発経験、マイクロサービスアーキテクチャの設計・実装経験、ORM(Object-Relational Mapping)ライブラリの使用経験、単体テスト・統合テストの実装経験があります。

学ぶべき技術

コンテナ技術(Docker、Kubernetes)、CI/CDツール(GitHub Actions、CircleCI、Jenkins)、テスト自動化フレームワーク(pytest、Jest、JUnit)、メッセージキュー(RabbitMQ、Kafka)が挙げられます。

平均年収レンジ

ジュニアで500万円から700万円、ミドルで700万円から1,000万円、シニアで1,000万円から1,200万円です。

フロントエンドエンジニアに求められるスキル

必須スキル

React.jsまたはVue.jsの実務経験、TypeScriptの基礎知識、レスポンシブデザインの実装経験、HTMLセマンティクスとCSSの深い理解が必要です。

優遇スキル

Next.js、Nuxt.jsなどのメタフレームワークの経験、Webパフォーマンス最適化の実践経験、アクセシビリティ(WCAG)対応の知識、デザインシステムの構築経験があります。

学ぶべき技術

Webパフォーマンス計測ツール(Lighthouse、WebPageTest)、SEO対策の基礎、PWA(Progressive Web App)の実装、状態管理ライブラリ(Redux、Vuex、Zustand)が挙げられます。

平均年収レンジ

ジュニアで450万円から650万円、ミドルで650万円から850万円、シニアで850万円から1,000万円です。

インフラエンジニア・SREに求められるスキル

必須スキル

AWS、GCP、Azureのいずれかのクラウドプラットフォーム経験、Linuxサーバーの構築・運用経験、Docker、Kubernetesの基礎知識、ネットワーク(TCP/IP、DNS、HTTPなど)の理解が求められます。

優遇スキル

Terraform、Ansibleなどのコード化(IaC)ツールの経験、監視ツール(Datadog、Prometheus、Grafana)の導入・運用経験、CI/CDパイプラインの構築経験、セキュリティ対策(WAF、DDoS対策)の知識があります。

学ぶべき技術

Infrastructure as Code(IaC)の実践、可観測性(Observability)の3本柱(ログ、メトリクス、トレース)、SLI(Service Level Indicator)/SLO(Service Level Objective)設計、インシデント管理とポストモーテム文化が挙げられます。

平均年収レンジ

ジュニアで550万円から750万円、ミドルで750万円から1,100万円、シニアで1,100万円から1,300万円です。

プロダクトマネージャー(PdM)に求められるスキル

必須スキル

プロダクト戦略の立案能力、データ分析スキル(GA4、Amplitudeなどの分析ツール)、ステークホルダーとのコミュニケーション・調整能力、ユーザーインタビューやアンケート設計の経験が必要です。

優遇スキル

エンジニアリング知識(開発経験があると尚良い)、SQLを用いたデータ抽出・分析、UXデザインの基礎理解、アジャイル開発(スクラム、カンバン)の実践経験があります。

学ぶべき技術

プロダクトメトリクスの分析手法(コホート分析、ファネル分析)、ユーザーインタビュー手法(ジョブ理論、ペルソナ設計)、プロトタイピングツール(Figma、Adobe XD)、ロードマップ作成ツール(ProductBoard、Aha!)が挙げられます。

平均年収レンジ

ジュニアで600万円から800万円、ミドルで800万円から1,200万円、シニアで1,200万円から1,500万円です。

未経験からSaaS企業に転職するための準備

完全未経験からSaaS企業への転職は容易ではありませんが、適切な準備をすれば可能です。

ポートフォリオ作成

簡単でも良いので実際に動くサービスを作り、GitHubにコードを公開してREADMEを充実させます。実装した機能、使用技術、工夫した点を明確に説明できるようにしましょう。

オンライン学習リソース

Udemy(実践的な動画講座が豊富)、Coursera(大学レベルのコンピューターサイエンスを学べる)、Progate(初学者に優しいプログラミング学習サイト)、ドットインストール(3分動画で効率的に学習)があります。

実務未経験でもアピールできる経験

個人開発での課題解決経験(実際にユーザーに使ってもらった経験があれば尚良い)、OSSへのコントリビューション(ドキュメント修正、バグ報告も立派な貢献)、技術ブログでのアウトプット(学習過程を言語化できることは重要なスキル)が挙げられます。

完全未経験からいきなりエンジニアとして採用されるのは難しい場合、カスタマーサクセス(CS)職やQA(品質保証)職から入社し、社内でエンジニアに転向する道もあります。

CS職でプロダクトを深く理解し顧客の課題を学び、QA職でテストコードの作成やバグ報告を通じて開発プロセスを学びます。

社内の勉強会に参加してエンジニアとのネットワークを構築し、小さな開発タスクから徐々に関わっていきます。この方法は時間がかかりますが、SaaS企業の内側を理解しながらエンジニアを目指せる現実的なルートです。

4. 転職先として注目のSaaS企業30社【厳選】

国内には数多くのSaaS企業が存在しますが、本セクションでは注目の企業30社をご紹介。それぞれの特徴と強みを解説します。

SaaS企業を選ぶ前に知っておくべき分類

SaaS企業を選ぶ際は、企業規模とビジネスモデル(ホリゾンタル vs バーティカル)の2軸で考えることが重要です。

企業規模による分類

安定性重視なら上場大手SaaS企業、成長性重視ならミドルステージ企業、裁量重視ならアーリーステージスタートアップを選びます。

ホリゾンタル vs バーティカルの選択基準

汎用的なスキルを身につけたいならホリゾンタルSaaS、特定業界の専門家になりたいならバーティカルSaaSが適しています。

自分のキャリアステージに合った企業選び

20代前半は成長機会が豊富な企業や研修制度が充実した企業、20代後半から30代前半は裁量が大きくスキルを活かせる企業、30代後半以上はマネジメント経験を積める企業や専門性を深められる企業が適しています。

注目のSaaS企業30社

1. 株式会社エス・エム・エス

1. 株式会社エス・エム・エス
  • 主力プロダクト:介護・医療・ヘルスケア領域のバーティカルSaaS「カイポケ」
  • 売上高:609億5,200万円(2024年度)
  • 特徴:高齢化社会における確実な需要基盤、社会貢献性の高い事業
  • 技術スタック:AWS、Ruby on Rails、React
  • おすすめポイント:医療・介護業界の専門知識が身につき、バーティカルSaaSのビジネスモデルを学べる
  • URL: https://www.bm-sms.co.jp/

2. 株式会社ラクス

2. 株式会社ラクス
  • 主力プロダクト:「楽楽精算」「楽楽明細」など中小企業向けSaaS
  • 売上高:489億400万円(2024年度)
  • 平均年収:約650万円
  • 特徴:高い顧客継続率(95%以上)とクロスセル戦略、テレビCMによる高い認知度
  • 技術スタック:Java、PHP、AWS、React
  • おすすめポイント:安定した経営基盤とワークライフバランス、中小企業向けSaaSの市場理解
  • URL: https://www.rakus.co.jp/

3. 株式会社オービックビジネスコンサルタント

3. 株式会社オービックビジネスコンサルタント
  • 主力プロダクト:奉行シリーズ(会計・人事・給与)
  • 売上高:469億8,400万円(2024年度)
  • 平均年収:約700万円
  • 特徴:30年以上の実績、企業間連携機能の強み、累計72万社の導入実績
  • 技術スタック:.NET、SQL Server、Azure
  • おすすめポイント:エンタープライズ向け開発経験、基幹業務システムの深い理解
  • URL: https://www.obc.co.jp/

4. Sansan株式会社

4. Sansan株式会社
  • 主力プロダクト:名刺管理「Sansan」、個人向け「Eight」、請求書受領「Bill One」
  • 売上高:約300億円(2024年度)
  • 平均年収:約750万円
  • 特徴:名刺データからB2Bデータベースへの進化、OCR技術とAIの活用
  • 技術スタック:Python、Go、TypeScript、AWS
  • おすすめポイント:データサイエンス、機械学習の活用機会、プロダクト間連携の経験
  • URL: https://jp.sansan.com/

5. 株式会社マネーフォワード

5. 株式会社マネーフォワード
  • 主力プロダクト:バックオフィス統合プラットフォーム「マネーフォワード クラウド」
  • 売上高:403億6,300万円(2024年度)
  • 平均年収:約800万円
  • 特徴:金融×テクノロジーの融合、複数プロダクト展開によるクロスセル
  • 技術スタック:Ruby on Rails、Go、React、GCP
  • おすすめポイント:フィンテック領域での先進的な開発、金融データ連携の経験
  • URL: https://corp.moneyforward.com/

6. サイボウズ株式会社

6. サイボウズ株式会社
  • 主力プロダクト:グループウェア「kintone」「Garoon」
  • 売上高:約250億円(2024年度)
  • 平均年収:約700万円
  • 特徴:ワークスタイル変革のリーディングカンパニー、多様な働き方の実践
  • 技術スタック:JavaScript、Node.js、AWS
  • おすすめポイント:ノーコードプラットフォームの開発経験、柔軟な働き方
  • URL: https://cybozu.co.jp/

7. freee株式会社

7. freee株式会社
  • 主力プロダクト:クラウド会計ソフト「freee会計」、人事労務「freee人事労務」
  • 売上高:約250億円(2024年度)
  • 平均年収:約750万円
  • 特徴:中小企業・個人事業主向けNo.1シェア、スモールビジネスのバックオフィス効率化
  • 技術スタック:Ruby on Rails、React、GCP
  • おすすめポイント:会計領域の専門知識、UIUXへのこだわり
  • URL: https://www.freee.co.jp/

8. 株式会社SmartHR

8. 株式会社SmartHR
  • 主力プロダクト:クラウド人事労務ソフト「SmartHR」
  • 売上高:約200億円(2024年度)
  • 平均年収:約750万円
  • 特徴:人事労務領域でのNo.1シェア、社会保険手続きの電子申請対応
  • 技術スタック:Ruby on Rails、React、AWS
  • おすすめポイント:人事労務の深い理解、大規模SaaSの開発経験
  • URL: https://smarthr.jp/

9. 株式会社カオナビ

9. 株式会社カオナビ
  • 主力プロダクト:タレントマネジメントシステム「カオナビ」
  • 売上高:70億9,800万円(2024年度)
  • 平均年収:約650万円
  • 特徴:人材情報の可視化、タレントマネジメント領域のリーダー
  • 技術スタック:Ruby on Rails、Vue.js、AWS
  • おすすめポイント:HRTech領域の専門性、中堅企業向けSaaSの経験
  • URL: https://www.kaonavi.jp/

10. 株式会社プレイド

10. 株式会社プレイド
  • 主力プロダクト:CXプラットフォーム「KARTE」
  • 売上高:約150億円(2024年度)
  • 平均年収:約950万円(業界トップクラス)
  • 特徴:リアルタイムCX最適化、高度なデータ分析基盤
  • 技術スタック:Go、TypeScript、GCP、BigQuery
  • おすすめポイント:高年収、データエンジニアリングの経験、マーケティングテクノロジーの知見
  • URL: https://plaid.co.jp/

11. 株式会社ヤプリ

11. 株式会社ヤプリ
  • 主力プロダクト:ノーコードアプリ開発プラットフォーム「Yappli」
  • 資金調達:累計約100億円
  • 特徴:モバイルアプリのノーコード開発、小売・EC業界での高いシェア
  • 技術スタック:Ruby on Rails、React Native、AWS
  • おすすめポイント:ノーコードプラットフォームの開発、モバイルアプリ市場の理解
  • URL: https://www.yappli.com/

12. ラクスル株式会社

12. ラクスル株式会社
  • 主力プロダクト:印刷・物流DXプラットフォーム「ラクスル」「ハコベル」
  • 売上高:約500億円(2024年度)
  • 特徴:シェアリングプラットフォーム型のSaaS、印刷・物流業界のDX推進
  • 技術スタック:Ruby on Rails、Go、React、AWS
  • おすすめポイント:マッチングプラットフォームの開発、物流テック領域の経験
  • URL: https://raksul.com/

13. 株式会社Ubie

13. 株式会社Ubie
  • 主力プロダクト:AI問診「ユビーAI問診」、医療機関検索「ユビーメディカルナビ」
  • 資金調達:累計約150億円
  • 特徴:医療DX、AI技術を活用した問診システム
  • 技術スタック:Python、TypeScript、GCP、TensorFlow
  • おすすめポイント:医療×AI領域、社会的意義の高い事業
  • URL: https://ubie.life/

14. 株式会社ビズリーチ(HRMOS)

14. 株式会社ビズリーチ
  • 主力プロダクト:転職サイト「ビズリーチ」、採用管理「HRMOS」
  • 売上高:約400億円(2024年度)
  • 特徴:HR Tech領域のリーディングカンパニー、データベースマーケティング
  • 技術スタック:Java、TypeScript、AWS
  • おすすめポイント:HR Tech市場の理解、大規模データベースの運用経験
  • URL: https://www.bizreach.co.jp/

15. 株式会社スマレジ

15. 株式会社スマレジ
  • 主力プロダクト:クラウドPOSレジ「スマレジ」
  • ARR:約75億円(2024年度)、成長率52.9%
  • 特徴:飲食・小売業界向けPOSシステム、アクティブ店舗数47,000店突破
  • 技術スタック:PHP、JavaScript、AWS
  • おすすめポイント:リテールテック領域、店舗DXの経験
  • URL: https://smaregi.jp/

16. 株式会社トヨクモ

16. 株式会社トヨクモ
  • 主力プロダクト:安否確認サービス「安否確認サービス2」、kintone連携ツール
  • 売上高:約50億円(2024年度)
  • 平均年収:約850万円
  • 特徴:ニッチ市場でのNo.1ポジション、高い利益率
  • 技術スタック:PHP、JavaScript、AWS
  • おすすめポイント:ニッチSaaSのビジネスモデル、高年収
  • URL: https://toyokumo.co.jp/

17. 株式会社SHIFT(CAT)

17. 株式会社SHIFT
  • 主力プロダクト:ソフトウェア品質保証サービス、SaaS「CAT」
  • 売上高:約800億円(2024年度)
  • 特徴:品質保証に特化、テスト自動化ツールの開発
  • 技術スタック:Java、Python、AWS
  • おすすめポイント:QA領域の専門性、テスト自動化の経験
  • URL: https://www.shiftinc.jp/

18. 株式会社ユーザベース

18. 株式会社ユーザベース
  • 主力プロダクト:経済情報プラットフォーム「SPEEDA」「NewsPicks」
  • 売上高:約200億円(2024年度)
  • 特徴:データドリブンな情報プラットフォーム、グローバル展開
  • 技術スタック:Python、TypeScript、AWS、BigQuery
  • おすすめポイント:データエンジニアリング、情報メディアの経験
  • URL: https://www.uzabase.com/

19. 株式会社Appier Group

  • 主力プロダクト:AI マーケティングプラットフォーム
  • 売上高:約200億円(2024年度)
  • 特徴:AI技術を活用したマーケティング最適化、APAC地域でのリーダー
  • 技術スタック:Python、Go、GCP、TensorFlow
  • おすすめポイント:AI/ML領域、マーケティングテクノロジー
  • URL: https://www.appier.com/ja-jp/

20. 株式会社サイバーエージェント(Abema)

20. 株式会社サイバーエージェント(Abema等)
  • 主力プロダクト:動画配信「ABEMA」、広告プラットフォーム
  • 売上高:約7,000億円(全社、2024年度)
  • 特徴:メディア×広告テクノロジー、大規模トラフィックの処理
  • 技術スタック:Go、Scala、TypeScript、AWS、GCP
  • おすすめポイント:大規模システムの開発経験、動画配信技術
  • URL: https://www.cyberagent.co.jp/

専門性重視|注目のバーティカルSaaS企業5社

バーティカルSaaSは、特定業界に深く特化することで高い専門性を獲得できます。

21. 株式会社イタンジ

  • 領域:不動産テック
  • 主力プロダクト:不動産DXプラットフォーム「ITANDI BB」「電子契約くん」
  • 資金調達:累計約100億円
  • 特徴:不動産業界の商習慣をデジタル化、賃貸仲介プロセスの効率化
  • 技術スタック:Ruby on Rails、React、AWS
  • おすすめポイント:不動産業界の深い理解、レガシー産業のDX経験
  • URL: https://itandi.co.jp/

22. 株式会社ANDPAD

22. 株式会社ANDPAD
  • 領域:建設DX
  • 主力プロダクト:施工管理アプリ「ANDPAD」
  • 資金調達:累計約200億円
  • 特徴:建設業界向けNo.1シェア、現場とオフィスをつなぐプラットフォーム
  • 技術スタック:Go、TypeScript、AWS
  • おすすめポイント:建設業界の業務理解、モバイルアプリ開発
  • URL: https://andpad.co.jp/

23. Hacobu株式会社

23. Hacobu株式会社
  • 領域:物流DX
  • 主力プロダクト:物流DXプラットフォーム「MOVO」
  • 資金調達:累計約100億円
  • 特徴:トラック予約受付サービス、物流業界の2024年問題解決
  • 技術スタック:Go、TypeScript、AWS
  • おすすめポイント:物流業界の課題理解、IoT連携
  • URL: https://hacobu.jp/

24. 株式会社フォトラクション

24. 株式会社フォトラクション
  • 領域:建設DX
  • 主力プロダクト:現場管理クラウド「Photoruction」
  • 資金調達:累計約50億円
  • 特徴:写真を起点とした現場管理、AIによる自動解析
  • 技術スタック:Ruby on Rails、React、AWS、AI/ML
  • おすすめポイント:画像認識技術、建設現場の業務理解
  • URL: https://photoruction.com/

25. 株式会社スペースマーケット

25. 株式会社スペースマーケット
  • 領域:スペースシェアリング
  • 主力プロダクト:スペースシェアリングプラットフォーム「スペースマーケット」
  • 売上高:約30億円(2024年度)
  • 特徴:時間貸しスペースのマッチングプラットフォーム、遊休資産の活用
  • 技術スタック:Ruby on Rails、React、AWS
  • おすすめポイント:シェアリングエコノミー、マッチングプラットフォーム
  • URL: https://www.spacemarket.com/

26. 株式会社燈

26. 株式会社燈
  • 領域:不動産業界DX
  • 主力プロダクト:不動産業界向け業務管理システム
  • 資金調達:約10億円
  • 特徴:不動産業界の非効率を解消、業務全体をカバー
  • 技術スタック:TypeScript、React、AWS
  • おすすめポイント:創業期の経験、大きな裁量
  • URL: https://akari.inc/

27. Leaner Technologies株式会社

27. Leaner Technologies株式会社
  • 領域:間接材調達DX
  • 主力プロダクト:購買管理システム「Leaner」
  • 資金調達:約30億円
  • 特徴:間接材購買の非効率を解消、承認フローの自動化
  • 技術スタック:Go、TypeScript、AWS
  • おすすめポイント:調達領域の専門性、BPR経験
  • URL: https://leaner.co.jp/

28. XMile株式会社

28. XMile株式会社
  • 領域:ラストワンマイル物流
  • 主力プロダクト:配送管理システム
  • 資金調達:約15億円
  • 特徴:配送ルート最適化、ラストワンマイルの効率化
  • 技術スタック:Python、Go、GCP
  • おすすめポイント:物流最適化アルゴリズム、地図データ活用
  • URL: https://xmile.jp/

29. 株式会社Eco-Pork

  • 領域:農業DX
  • 主力プロダクト:養豚経営支援システム「Porker」
  • 資金調達:約9億円
  • 特徴:AI・ICT・IoTで養豚を改善、畜産業のDX
  • 技術スタック:Python、IoT、AI/ML
  • おすすめポイント:ニッチ市場、IoT連携、社会貢献性
  • URL: https://eco-pork.co.jp/

30. STORES株式会社

30. STORES株式会社
  • 領域:Eコマース
  • 主力プロダクト:ネットショップ作成「STORES」、決済「STORES 決済」
  • 企業評価額:922億円(ユニコーン企業に近い)
  • 特徴:誰でも簡単にネットショップ開設、EC×決済の統合
  • 技術スタック:Ruby on Rails、React、AWS
  • おすすめポイント:EC市場の理解、決済システムの経験
  • URL: https://stores.jp/

企業情報の比較表

全30社の主要情報を比較しやすいよう、表形式で整理します。

企業名分類主力プロダクト売上高/ARR主要技術スタック
エス・エム・エス大手介護・医療DX609億円Ruby, AWS
ラクス大手楽楽シリーズ489億円Java, PHP
OBC大手奉行シリーズ470億円.NET, Azure
Sansan大手名刺管理300億円Python, Go, AWS
マネーフォワード大手会計・人事404億円Rails, GCP
サイボウズ大手kintone250億円JS, AWS
freee大手会計250億円Rails, GCP
SmartHR大手人事労務200億円Rails, AWS
カオナビ大手タレントマネジメント71億円Rails, Vue.js
プレイド大手KARTE150億円Go, TypeScript
ヤプリ成長アプリ開発Rails, React Native
ラクスル成長印刷・物流DX500億円Rails, Go
Ubie成長AI問診Python, GCP
ビズリーチ成長HR Tech400億円Java, AWS
スマレジ成長POSレジARR 75億円PHP, AWS
トヨクモ成長安否確認50億円PHP, AWS
SHIFT成長QA800億円Java, Python
ユーザベース成長SPEEDA200億円Python, TS
Appier成長AIマーケ200億円Python, Go
サイバーエージェント成長ABEMA7,000億円Go, Scala
イタンジバーティカル不動産DXRails, AWS
ANDPADバーティカル建設DXGo, TypeScript
Hacobuバーティカル物流DXGo, AWS
フォトラクションバーティカル現場管理Rails, AI/ML
スペースマーケットバーティカルスペースシェア30億円Rails, AWS
スタートアップ不動産業務管理TypeScript, AWS
Leanerスタートアップ購買管理Go, TypeScript
XMileスタートアップ配送管理Python, GCP
Eco-Porkスタートアップ養豚支援Python, IoT
STORESスタートアップECプラットフォームRails, AWS

注: 各社の採用ページは公式ウェブサイトの採用セクションをご確認ください。

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5. SaaS企業への転職成功事例【BLOOMTECH Career実績】

5. SaaS企業への転職成功事例【BLOOMTECH Career実績】

実際の転職成功事例を通じて、SaaS企業への転職がどのように実現されたかを具体的にご紹介します。

事例1: SIer → SaaS企業(バックエンドエンジニア)年収+150万円UP

転職前の状況

28歳のシステムエンジニアで、SIerで年収450万円でした。使用技術はJava、Oracle、オンプレミス環境が中心で、いくつかの課題を抱えていました。

レガシー技術中心でモダンな技術を学ぶ機会がなく、残業月40時間でプライベートの時間が取れず、キャリアの将来性に不安を感じていたのです。

転職活動のポイント

ポートフォリオとしてReact + Node.jsのWebアプリを作成し、ToDoアプリにユーザー認証、CRUD機能、レスポンシブデザインを実装しました。GitHubにコードを公開し、READMEで設計思想と工夫点を明記しました。

SaaSビジネスモデル(MRR、ARR、チャーンレート)を徹底的に学習し、書籍「THE MODEL」を読み込んで面接で具体的に語れるようにしました。

BLOOMTECH Careerのアドバイザーと模擬面接を3回実施し、「なぜSaaS業界か」「なぜその企業か」を論理的に説明できるよう訓練しました。

転職後の状況

成長中のホリゾンタルSaaS企業(従業員300名規模、経費精算SaaS)にバックエンドエンジニアとして転職し、年収は600万円(+150万円UP)となりました。使用技術はGo、PostgreSQL、AWS、Docker、Kubernetesです。

モダンな技術スタックで開発スキルが大幅に向上し、リモート週3日で通勤時間を削減して自己学習の時間が増え、残業月15時間程度でワークライフバランスが改善しました。技術的な裁量が大きく、提案が通りやすい環境です。

「BLOOMTECHのアドバイザーが、自分の経験をSaaS企業向けにどうアピールすべきか具体的にアドバイスしてくれました。特に面接対策が手厚く、企業ごとの特徴を踏まえた回答例を一緒に考えてもらえたのが良かったです。

ポートフォリオ作成も励ましてもらい、諦めずに完成させることができました」と語っています。

事例2: 社内SE → バーティカルSaaS(インフラエンジニア)年収+180万円UP

転職前の状況

32歳の製造業の社内SEで、年収500万円でした。使用技術はオンプレミスのWindowsサーバー、VMwareが中心で、クラウド経験がなく市場価値の低下を懸念していました。

社内SEとしてのキャリアに閉塞感があり、製造業界の将来性への不安も抱えていました。

転職活動のポイント

AWS認定資格(ソリューションアーキテクト・アソシエイト)を取得し、Udemyの講座を活用して3ヶ月で合格しました。

個人でAWS環境を構築し、インフラのコード化(Terraform)を学習しました。簡単なWebアプリをEC2、RDS、ALBで構築し、Terraformで管理しました。

製造業での業務知識を活かせるバーティカルSaaSを志望軸に設定し、BLOOMTECH Careerから非公開求人(不動産テック系SaaS)を紹介され、製造業での業務改善経験が評価されました。

転職後の状況

不動産テック系SaaS企業(従業員150名規模)にSRE(Site Reliability Engineer)として転職し、年収は680万円(+180万円UP)となりました。

使用技術はAWS、Terraform、Kubernetes、Datadogです。AWS中心の環境で最新のインフラ技術を習得でき、裁量が大きくインフラ戦略の立案から実装まで担当しています。

フルリモート勤務で地方在住のまま東京の企業に勤務でき、SREとしての専門性を高められる環境です。

「未経験のクラウド領域への転職で不安でしたが、BLOOMTECHのアドバイザーが『あなたの業務知識とインフラ経験は十分武器になる』と背中を押してくれました。

紹介してもらった企業は非公開求人で、自分では見つけられなかった優良企業でした。地方在住でもフルリモートで働けるSaaS企業があることを知り、キャリアの選択肢が広がりました」と語っています。

事例3: 営業職 → SaaS企業(カスタマーサクセス経由でエンジニアへ)

転職前の状況

26歳のIT商社の営業職で、年収380万円でした。エンジニアへのキャリアチェンジを希望していましたが、実務経験がゼロで、営業職から直接エンジニア職への転職は難しいと感じていました。

転職活動のポイント

まずはSaaS企業のカスタマーサクセス職を目指す戦略を立案しました。プログラミング学習(Progate、Udemy)で基礎を習得し、HTML、CSS、JavaScript、Ruby on Railsの基礎を3ヶ月で学習しました。

営業経験を活かせる点として顧客折衝力、課題ヒアリング力、提案力をアピールし、BLOOMTECH Careerから「CS職→エンジニア転向制度あり」の企業を紹介されました。

転職後の状況(段階的なキャリアチェンジ)

1年目はBtoBのSaaS企業(従業員100名規模、営業支援ツール)にカスタマーサクセスとして入社し、年収は480万円(+100万円UP)となりました。

顧客のオンボーディング、活用支援、解約防止を担当し、プロダクトの仕様を深く理解し、顧客の課題を肌で感じる経験を積みました。

2年目にはジュニアエンジニア(バックエンド)へ転向し、年収550万円となりました。

使用技術はRuby on Rails、PostgreSQL、AWSです。顧客要望の機能開発、バグ修正、APIエンドポイント追加を担当し、CS経験を活かしてユーザー視点での機能提案が評価されています。

「いきなりエンジニアへの転職は難しいと思っていましたが、BLOOMTECHのアドバイザーが『まずCS職で入り、社内でエンジニアに転向する道もある』と教えてくれました。

実際、CS職でプロダクトを深く理解したことが、エンジニアになってから非常に役立っています。顧客の痛みを知っているエンジニアとして、チームでも重宝されています」と語っています。

6. SaaS業界の将来性と今後のトレンド

6. SaaS業界の将来性と今後のトレンド

SaaS業界への転職を検討する際、長期的な市場の成長性とトレンドを理解することは重要です。

2029年までの市場成長予測

IDC Japanの最新予測によると、国内パブリッククラウドサービス市場は2024年に4兆1,423億円、2029年予測では8兆8,164億円(約2.1倍)となり、CAGR(年平均成長率)は約16.3%です。

この高い成長率を牽引する要因として、企業のDX推進加速によるレガシーシステムからクラウドへの移行本格化と基幹業務システムのモダナイゼーション需要があります。

働き方改革によるクラウドツール導入では、リモートワーク定着によるクラウドツールの必要性増加とコミュニケーションツール、プロジェクト管理ツールの普及が進んでいます。

中小企業のSaaS導入率向上では、初期投資の少なさから中小企業での導入が加速し、特に人事・経理などのバックオフィス領域で高い導入効果が見られます。生成AI技術の統合により、既存SaaSへの生成AI機能の追加とAI活用による新たな価値創出が進んでいます。

(出典:IDC Japan「国内パブリッククラウドサービス市場予測を発表」

生成AIがSaaS業界に与えるインパクト

2024年は生成AI元年と呼ばれ、SaaS業界に大きな変革をもたらしました。

生成AI機能を組み込んだSaaSが急増

文章生成では議事録自動作成やメール下書き支援、画像生成ではマーケティング素材の自動生成、コード生成では開発支援ツールへのCopilot機能統合が進んでいます。ChatGPTやClaudeなどのLLM APIの統合が標準化されています。

エンジニアに求められるAI/ML知識

プロンプトエンジニアリングの理解(効果的なプロンプト設計とチューニング)、LLM APIの実装経験(OpenAI API、Anthropic Claude APIの統合)、AI生成コンテンツの品質管理(ハルシネーション(幻覚)対策、出力の検証)があります。

新たな職種として

AIプロダクトマネージャー(AI機能の企画・仕様策定)、AIエンジニア(LLM特化)(生成AIの実装・最適化)、プロンプトエンジニア(効果的なプロンプトテンプレート設計)が誕生しています。

今後需要が高まる技術スキル

SaaS業界で今後求められる技術スキルを整理します。

クラウドネイティブ技術

Kubernetes(コンテナオーケストレーション)、マイクロサービス(サービス分割とAPI設計)、サーバーレス(AWS Lambda、Cloud Functionsの活用)があります。

データエンジニアリング

BigQuery、Snowflake(クラウドデータウェアハウス)、dbt(データ変換ツール)、データパイプライン構築(ETL/ELTプロセスの設計)が求められます。

AI/MLの実装経験

TensorFlow、PyTorch(機械学習フレームワーク)、Hugging Face(事前学習済みモデルの活用)、LLM APIの統合(ChatGPT、Claude API)があります。

セキュリティ対策

ゼロトラストアーキテクチャ(境界防御からの脱却)、SOC2準拠(セキュリティ監査基準)、GDPR対応(データプライバシー規制への対応)が重要です。

可観測性(Observability)

分散トレーシング(Jaeger、Zipkin)、ログ分析(ELK Stack、Splunk)、メトリクス監視(Prometheus、Grafana)があります。

7. SaaS企業への転職でよくある質問(FAQ)

7. SaaS企業への転職でよくある質問(FAQ)

SaaS企業への転職でよく寄せられる質問とその回答をまとめました。

Q1. 未経験でもSaaS企業に転職できますか?

可能です。ただし、以下の準備が重要です。

エンジニア職の場合、ポートフォリオやGitHubで実績を提示し、個人開発で「動くもの」を作る経験が重要です。SaaSビジネスモデルへの理解を示し、学習意欲と成長性をアピールします。

未経験からのルートとして、まずはCS職やQA職から入りエンジニアへ転向する道も有効です。カスタマーサクセスではプロダクトを深く理解しながら開発チームとの接点を持ち、QAではテストコード作成やバグ報告を通じて開発プロセスを学びます。

社内勉強会への参加や小さな開発タスクから徐々に関わっていきます。

Q2. SaaS企業は残業が多いって本当ですか?

企業によって大きく異なります。

スタートアップ期では、プロダクト開発のスピードが求められ忙しい時期もありますが、裁量労働制やフレックスタイムで柔軟な働き方が可能です。

上場大手では、労働環境が整っている傾向があり、残業月20時間以内も多く、ワークライフバランスを重視する企業文化があります。

リモートワークやフレックス制度が充実している企業が多く、柔軟な働き方が可能です。通勤時間がゼロになることで、実質的な自由時間が増えます。

従来のSIerと比較すると、全体的に残業時間は少ない傾向にあります。プロジェクトベースではなくプロダクト開発のため、無理なデスマーチは発生しにくい構造です。

Q3. 年収交渉はどのタイミングでするべきですか?

オファー提示後、承諾前のタイミングが最適です。

交渉のポイントとして、複数内定がある場合は交渉材料になり、現実的な交渉ラインは現年収+20から30%が目安です。例えば現年収500万円の場合、希望年収は600から650万円となります。市場価値を大きく超える希望はかえって印象を悪くする可能性があります。

転職エージェント経由のメリットとして、代理交渉が可能で直接言いにくいことも伝えやすく、市場相場の情報を持っているため適正な交渉ラインを提案してもらえます。複数オファーの比較アドバイスも受けられます。

注意点として、最初の希望年収は高めに設定し調整の余地を残すこと、ストックオプションや福利厚生も含めた総合的な評価を行うことが重要です。

Q4. SaaS企業への転職に年齢制限はありますか?

年齢よりもスキルと経験が重視されます。

20代では、ポテンシャル採用が多く、未経験でもチャレンジしやすく、学習意欲と成長性が評価されます。

30代では、即戦力として期待され、技術力+αのスキル(マネジメント、リーダーシップ)が評価されます。特定領域の専門性があると有利です。

40代以上では、マネジメント経験や専門性の高さが評価ポイントとなり、テックリード、エンジニアリングマネージャーとしての採用が多く、技術的な深い知見と組織への貢献が求められます。

Q5. 地方在住でもSaaS企業に転職できますか?

フルリモート可の企業も増えています。

2020年以降の変化として、コロナ禍を経てリモートワーク対応企業が急増し、特にエンジニア職でフルリモートが認められるケースが多くなりました。

フルリモート求人はエンジニア職で増加中で、一部の企業では全国どこからでも勤務可能です。

注意点として、週1から2回の出社が求められる企業もあるため事前確認が必要です。完全リモートでも年に数回の全社ミーティングで出社を求められることがあります。面接はオンラインで実施可能な企業が多いです。

地方の選択肢として、地方にもSaaS企業の支社・開発拠点が増えています。札幌、仙台、名古屋、大阪、福岡などの主要都市では、地元のSaaS企業や東京企業の拠点が存在します。

Q6. SaaS企業の面接では何が重視されますか?

技術力とカルチャーフィットの両方が重視されます。

技術力として、コーディング試験(アルゴリズム、データ構造の理解)、設計力(システム設計、API設計の思考プロセス)、問題解決能力(技術的課題への取り組み方)が評価されます。

カルチャーフィットとして、プロダクトへの共感(なぜそのプロダクトに興味を持ったか)、データドリブンな意思決定への理解(数値に基づいた判断ができるか)、チームでの協業姿勢(コミュニケーション能力、協調性)、自律的に学習・行動できるか(変化の激しい環境で成長できるか)が見られます。

SaaS特有の質問として、ビジネスモデル(MRR、チャーンレート等)への理解を確認されることが多いです。事前にSaaSの基礎知識を学んでおくことが重要です。

8.SaaS企業への転職を成功させるために

8.SaaS企業への転職を成功させるために

SaaS企業への転職を成功させるには、業界特有のビジネスモデルの理解、自身の経験を効果的にアピールする応募書類の準備、そして業界に精通した転職エージェントの活用が重要です。

国内SaaS市場は2029年まで年平均16.3%の高成長が予測されており、今が転職の絶好のタイミングです。

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